やぶ

不登校児を抱える3人の母です。元気に育っていた次男が突然の小児鬱発症。それを機に独立し…

やぶ

不登校児を抱える3人の母です。元気に育っていた次男が突然の小児鬱発症。それを機に独立し、フリーデザイナーとして家計を支える道を選びました。不登校の子を持つ親は日本では生きづらい。それでも日々葛藤しながら楽しく過ごしています。

マガジン

  • 小児鬱

    小児鬱。年々増えてきているという。特に発症が多いのが小学校高学年の男子。まさにうちの息子もピタリと当てはまった。ここでは症状や周りの対策、そしてサポートする側の心のケアについて書いていこうと思う。

  • オリジナルブランド(yabustyle)

    クリエイターyabustyleとしてオリジナルブランドを制作しております。そんな様な記事をちょこちょこと。

最近の記事

次男が起業した話

小5で小児鬱と診断され、不登校という選択をした次男。 学校に行きたいと思っても睡眠障害から鬱症状が出てしまい、 なかなか普通の生活を送れない日々でした。 そんな中、支えてくれたのは支援の教室のベテラン先生。 それはもう家族のように「君は頭がいい。ゆっくりでいい。」と毎日声をかけてくれました。私にも←ここが一番助かったポイント 中学校に上がる時も「時間通り行けない時は保健室からでも入っていいように一緒に許可をもらいに行こう」と、学校までついて来てくれました。 親としては「

    • 体育祭について

      心がやっと落ち着いたので書くが、 先日体育祭があった次男。 案の定朝から登校を拒否。 いつものように学校に遅れるという電話を入れた私だったが・・・・・ 「・・・?」 ポロポロとこぼれ落ちる涙。 「お母さん、大丈夫ですか?!」 先生の声が遠くに聞こえ、『すみません』と言って電話をきるのがやっとだった。 そのまま過呼吸になり倒れる私を5歳の娘が看病してくれたようで、吐き気と身体中の痺れによろよろになりながらなんとか意識を取り戻した時には 次男は怒ったパパに強制的に学校に連れて

      • 短い夏休みも終わり、学校が再開し始めました。我が家の不登校児(中1)は「始業式は行く必要がない」といい、初日をおサボり。案の定担任の先生から電話がありました(先生、ごめんなさい)。睡眠障害と葛藤しながらも学校の意義を考える日々。「なぜ始業式が必要ないと思ったのか?」そこが重要。

        • 睡眠障害の診断

          お久しぶりの投稿です。 コロナ自粛が解けた後、しばらくはなんとか通学していた息子でしたが やはり2週目からは全く動けなくなってしまいました。 そして睡眠障害との診断が・・・。 とにかく原因がわかったことに安堵。 治療には10年かかると言われましたが、治るかもしれないという希望に息子もほっとしていました。 そして、初めての検査入院。 隔離病棟のような場所。ゲームはできるが人の気配が全くない。 身体中に機械を取り付けられこんな寂しい場所で一晩か・・・と思いましたが、本

        次男が起業した話

        • 体育祭について

        • 短い夏休みも終わり、学校が再開し始めました。我が家の不登校児(中1)は「始業式は行く必要がない」といい、初日をおサボり。案の定担任の先生から電話がありました(先生、ごめんなさい)。睡眠障害と葛藤しながらも学校の意義を考える日々。「なぜ始業式が必要ないと思ったのか?」そこが重要。

        • 睡眠障害の診断

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        • 小児鬱
          7本
        • オリジナルブランド(yabustyle)
          2本

        記事

          大縄跳び大会

          昨日は次男が楽しみに頑張っていた大縄跳び大会でした。 でも、見学という選択をした彼。 理由はクラスメイトからの一言だったそう。 「お前の後ろだと飛びにくいから、どっか行ってくんねー?」 このたった一言。 もちろん言った方はそこまで悪意はなく、 自分があまり得意な方ではなかったのでよく他の子たちにも同じようなことを言ってふざけていたそう。 でも、珍しく運動に対して前向きに取り組んでいた息子には辛すぎる言葉だったようで。 家でこっそり泣いたあと、塞ぎ込んでしまいまし

          大縄跳び大会

          卒業写真撮影

          毎朝時間通りに通学しない息子。 なのに今日は朝から時間通り元気に登校。 一時間目が卒業写真の撮影だから行かないと、と。 うーん。 行こうと思えば、行けるのね。 奥が深いな小児鬱。 時間通り行ける日と行けない日の違いは、自分にとって大切なイベントがあるかないか、だ。 側から見るときっとただのわがままな子供だが、 本人の中で色々な葛藤があってこその今なのだとカウンセリングの先生からも指導があった。 一番理解してもらうのが大変なのは、祖父祖母の年代だという。 母

          卒業写真撮影

          センスの磨き方

          デザイナーになりたてのころ、 女性クリエイターさんの本をたくさん読んだ。 その中に、とても印象に残っていたものがある。 『デザイナーという職業を選んだ以上、 毎日違うファッションをするぐらいの意識の高さは必要。 たとえアクセサリーひとつだけでも、女性の印象って変わるものです。』 この言葉に出会った時から、髪型やファッション、靴が1日もかぶらないように意識している。 見た目がどうとかではなく、毎日トータルのバランスを考えることによって デザイナーとしてのセンスが磨かれて

          センスの磨き方

          今週はとりあえず毎日登校できた息子。鬱の症状は学校に行ってしまえば出ていないという。でもきっと見えないところで頑張っているんだろう。朝も「いきたくない」という気持ちではなく「疲れて起きられない」だけのようだ。来週一週間、また私も頑張ろう。

          今週はとりあえず毎日登校できた息子。鬱の症状は学校に行ってしまえば出ていないという。でもきっと見えないところで頑張っているんだろう。朝も「いきたくない」という気持ちではなく「疲れて起きられない」だけのようだ。来週一週間、また私も頑張ろう。

          不登校児、14万人越え

          気圧が下がるとどうしても朝起きてくれない息子。 起きてきてから学校に送ることができるのは、フリーランスだからこそ。 でも、フリーランスだからこそ仕事を変わりにやってくれる人はいない。納期に追われて眠れないこともしばしば・・・こっちが鬱になりそうだ・・・・ と、思いながらもそうは言っていられないので今日も納品ラッシュという現実と向き合う。 中学校は今ほどサポート体制ができていないので、一度不登校になるとそのまま卒業までずるずるというのがほとんど。現在小中学生の不登校の人数

          不登校児、14万人越え

          学力診断テスト

          新学期2日目。 今日は学力診断テストがある、と言って5時に起きた次男。 不登校でもテストを受けるのは嫌いじゃないらしい。 謎である。テストではわからない問題が多すぎると白紙のまま 提出してケロっとしているという。 うーん。本当に奥が深いな小児鬱。 それにしても小児用の精神科というものは予約が取れなくて困る。 なんとか中学入学までに相談できるドクターに巡り会えます様に。

          学力診断テスト

          新学期、薄々感じてはいたが、やはり起きてすら来られない次男。 先生に連絡し、お休みすることに。明日から学力診断テスト、、どうしたものか。

          新学期、薄々感じてはいたが、やはり起きてすら来られない次男。 先生に連絡し、お休みすることに。明日から学力診断テスト、、どうしたものか。