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日蓮大聖人の仏法

法華経では、永遠の生命を説き、宇宙そのものが一つの生命体と解きます
実際に宇宙に生命の素がある事は、科学でも証明されています。
宇宙人も必ずいます。
衆生が死を迎えた時、その生命は宇宙生命に溶け込む。
それは、地上に落ちてきた一粒一粒の雨が、
大海に溶け込み全体の大海となるのと同じ事です

この様に考えると、私の生命と他人の生命も死を迎えた時、
一つの宇宙生命体となる事になります。
だとするならば、自分の生命も他人の生命も同じ事になります。
白人の生命も黒人の生命も、民族、国籍に関係なく
皆一つの宇宙生命体となるのです。
これには、格差もなければ、優劣もありません。

国家間の戦争や民族の違いによる弾圧、憎しみ合い、殺し合う。
同じ宇宙生命体から、出て来たのにおかしな話です
日蓮大聖人の説く教えは、「人の説」では無く「妙法」を説きます。

他の宗教では生まれながら格差を作り出しています。
具体的に云うならば、神の存在です。
神は人間とは違い、神の方を上位とします。

神の預言者を神のように崇める
人との格差を作る事が、独裁者(教祖)を生み出す。
そして、その独裁者(教祖)の為にと指導する幹部が出てくる。
そしてそれは全体主義に繋がって行く。
宗教の持つ病理とも言える。
格差を作る教えに平等は絶対に無い。

人間の平等性を説き、一切衆生の成仏を説く妙法以外に
世界恒久平和の実現はありません。
そして、それは全体主義ではなく、
異体同心を目指します。
異体とは各々の個性。
同心とは、妙法を信じる心。

異体(個性)を平等に尊重する事は、個人主義です。

同体同心となるとどうなるか?
同体となると個性を殺し、お互いの尊重がなくなり、
お互いが監視する事になる。(歴史が証明していますね)
そして同心が独裁者(教祖)人に向く時、教祖の心に合わそうとする。
それが、全体主義です。

法を中心にする教えは、全体主義を生み出しません。

これだけは、断言できるでしょう。

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