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推しは推せる時に推せってマジでした

今年はライブに行くんだぜ!と決めた1年だった。
音楽のライブ。コンサート。ツアー。
好きだけど苦手なので、自ら行くのは10年ぶり。
家では成人女性とは思えない可動域で踊り散らすのに、そういう場にはあまり行かない。
皆で動きを揃えてノッているとは少し違うような動きをするのが奇妙で苦手だった。
「各自で好きなようにいて良いんだよ」とは言うが、好きなようにいて良い訳ではない。マナーは勿論、暗黙のルールまである。いつもの私のままで手首や足首を捻って痛めるほどのダンシングなんてしてはいけない。危ないから。
だから1人で聴くのが一番、と思っていたのだが、今年は踏み出した。
これは最近多くの人が気付いていることだが、行ける時に行かないと本当に行けなくなってしまう。
音楽側が去るのか、私側が去るのか分からないが、いつまでも当然にあるとは限らない。
なので頑張った1年だった。
正直に言うと、頑張った。頑張らないと行けない。体がしんどい。光や音に耐えられない。
途中で、玄人が生音だけを身体に入れたいからこうしています風で目を瞑らないと倒れそうになる時間があった。ピッカピカに点灯する照明がすごい。体調を崩す予感がしてくる。手足を捻っていた方がマシではないか。
大変だった。のに、閉演後に出てくる感想は「最高でした」になる。最高なのだ。とにかく彼らは超イケてた。音楽は楽しい。あの空間に放たれる、心臓にダイレクトに響いてくる音達は、その場限りの娯楽ではなく、普段の人生にも植えつけられるものだ。同じ時代に生きていることに感謝をする。
最高でした。

Chara
King & Prince
YUKI
Vaundy
w-inds.
リーガルリリー
くるり

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