スケッチ「クリーチャーの話_構想01」

まだ方向性を模索する段階から抜け出せない。時間を使いすぎていて焦る。が、楽しい。めちゃくちゃ楽しい。お話し作りの醍醐味の大半はこの瞬間にあると思っている。

どんな話を描きたいのかと考えることは、自分はどういう話が好きなのか、というところにつながり、最終的には、自分はどういう人間なのかと掘り下げていく感じがあって、いろいろな発見がある。

以下、小説を書き上げるために決めていかなければならないことのメモを示す。自分で見返すことが前提のため、読みにくいかもしれない。


(こうして創作途中のメモをさらすことが良いことなのか、全く分からない。読んでいる人が面白いと思うのかも謎。これまでリアル友人に小説のことについて相談することはあっても、不特定多数の人に構想内容をさらしたことなどない。でも現在私は後先考えずいろいろやってみようキャンペーン中なので、とりあえずやってみることにする。唐突に非公開にしたりすることもあるかもしれないし、気が代わって完成まで公開をやめるかもしれない。先のことはよぐわがんない。)


プロジェクト名
(いつまでもクリーチャー系の話、では収まりが悪い。何か仮でもいいのでタイトルをつけたい。できればカッコいいのがいい。無いとnoteに投稿するうえで不便。他の話のスケッチもするかもしれないし。)

 →いまのところ全然決まらない。名前を考えると一日とか平気で使ってしまう。ひとまず安直に「クリーチャーの話」でいく。


コンセプト
(一言でこの話を表せるように。そうすれば、次はどんな話?って友人に聞かれたときに困らない。)

 →「とある怪物(クリーチャー)の主人になってしまった人間不信の主人公が、凶悪な怪物たちと戦う物語」
暫定こんな感じ。まだまだ変更する。

やりたいことは、クリーチャーとのバディもの。主人公がクリーチャーに殺されない(あるいは殺されにくい)仕組み、主人公がクリーチャーを見捨てない仕組みが必要。何か魔法的な力で主人公の命とクリーチャーの命がつながっているという設定ならばすんなりいけるか。それこそ寄生獣のシンイチとミギーみたいな。でもただ寄生獣をなぞるだけなら、それこそ寄生獣読めばよくなるから(めちゃくちゃおもしろい!)、もっと自分の面白いと思う要素を考えないと。

クリーチャーを連れて別のクリーチャーと戦うっていうのは、結構やりたい要素なんだよなぁ。


主人公の目的
なにより重要。目的がないと主人公にはならない、と思う)

生き残ること。あるいは、クリーチャーと縁を切ること。もとの平穏な生活に戻ること。
生命の危機はまあいい。でも何か弱い気がする。どうして? 多分、まだ主人公のことが分からないからだ。


主人公の変
精神面。敵を倒すうえで、主人公は変わらなければならない。どのように変わるのか)

→まだ不明瞭。主人公は人間不信なキャラ、だということがぼんやり見えている。でもどうしてだろう。強烈な過去が欲しい。


誰向けの話?
(どんな読者を相手にするのか意識するのは、間違っていないと思う)

→怪物とかエイリアンとかプレデターが好きな人向け。だと思う。あとはスピーシーズとか。ジュラシックワールドのブルーとのやりとりみたいなのがやりたい。
でも気になるのは、私と同じ視点で見てるのかということ。
私は一回目は「何て怖くて恐ろしい怪物が出てくるんだ」と見るが、二回目は「こんなクリーチャーが友達だったらな」とか「従えることができたらな」と思ったりする。そんな風に見る人たちが対象になるのか? もっと掘り下げて考えていきたい。



ひとまずこんなところか。クリーチャーの話が書きたいというイメージは固まってきたが、主人公が何を欲しがる話なのかが見えてこない。これじゃだめだ。

主人公は簡単には手に入らない何かを欲しがり、死に物狂いでそれを手に入れようとしなければ。

それは自分の命か? 主人公は助かりたい。だれだってそうだ。殺されたくない。
何もしなければ主人公はクリーチャーに殺されるか、クリーチャーを狩ろうとする組織とかがあって、それに殺される(主人公を殺せばクリーチャーも死ぬ、という設定を採用すれば、の話)ような状況にある。

クリーチャーを躾けなければ! みたいな話になるのか? うーん……。

どんなクリーチャーなのかもまだわからんな。完全に生物的なのか、クトゥルフ的な雰囲気もあるのか。でも魔法や魔術の要素出すと楽だよなぁ。

うーん……。

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