「少しご配慮いただけると幸いです」
「弁当箱のふたを開けたとき悲しい気持ちになりました」

大学生娘からのライン。私のこしらえた弁当のおかずに対して、物申す！という内容だ。

理由は弁当おかずにかぼちゃを大量投入したから。

「いや、これいくら何でも多いわな」と思いつつ、冷蔵庫整理を理由につい入れてしまった。

しかも、娘はかぼちゃそんなに好きじゃない。（むしろ嫌い）その嗜好を分かっていながらの行為だったから、余計に物申したくなったようだ。

必要以上に丁寧な物言いは、かえって主張の強さを感じる。社会人でもないのに、いつの間にこんな敬語を覚えたのかしら？(言及とかご配慮とか！)

冒頭の「まずはおかずをありがとう」は、それなりに作り手（私）への気づかいかと思うけど。

せっかく作ったのに、と一瞬心が折れたけど、娘の気持ちになると…、と冷静になる。お腹空いてのお昼タイム、弁当箱開けて大量の嫌いなものって残念過ぎじゃない？

言語化しないと伝わらない

表情を伺う、空気を読むという日本の文化。「言わなくても察してくださいね」的な国民性は、良くも悪くも人間関係に影響するような気がする。

結局のところ、思いは「言語化して初めて伝わる」ということ。
相手に伝わるか、快く受け入れてもらえるかは、伝えないと分からない。一番身近な、親子でも夫婦でも然り、なのだろう。

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起業＆副業家のブランディングライター　やじままさこ
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