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100日後に札幌へ引っ越そう。

先週、北海道に帰っていた。
「帰っていた」と言うと北海道が地元であるかのように思われるが、出身地は東京だ。大学の4年間北海道にいただけ。

でも、地元よりも故郷感があるし、好きな場所だ。
新千歳空港に着いて、快速エアポートに乗ってイケボの車内アナウンスで「イランカラプテ」と言われた時には泣きそうになった。

久しぶりに北海道を踏めた。本当に久しぶり。
3年ぶりの北海道だった。

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北海道に帰ったら自分を思い出した。
ここ数年忘れていたあの頃の自分、馴染んでいた自分を思い出したんだ。

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2018年の春、4年間を過ごした北海道を出た時はもう二度と戻ることはないと思っていたし、戻っちゃいけないなとも決意をしていた。

あれから色々あって、色々ありすぎて、でも常に心のどこかに北海道のことがあった。でも、その北海道への想いは北海道という地に対してではなくて、北海道で過ごした日々に対してだと思っていた。

特にこの4年間は精神的に死んだり沈澱している日々だから、尚更”あの頃”に恋焦がれていると。

だから戻るべきじゃない、そう思っていた。

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だけど3年ぶりに北海道の地を踏んだら自分を思い出せた。
自分ってこうやって生きていたんだな、って。

北海道にいるときの自分が好きだし、向こうで会った友人にも「やっぱり北海道にいる時の方が生き生きしてる」って言われたし、自分のいるべき場所なんだろうな。

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出発前の人生に疲れているんだな…って思考なんて忘れてしまうくらいに、自分を思い出せる旅だった。旅というか故郷に帰った?とでも言いたいが。

本当に今回向こうに行って、4年前に壊れてしまった自分を少し思い出せた気がしたな。

北海道にいた頃の自分に丸っと戻りたい訳ではないけど、やっぱりあの頃に自分が好きだなと思う。

あの頃の考えるより先に身体が動いていた自分にプラスして、沈澱している4年間で得た考える自分。その二つを掛け合わせてみたいなって。

というわけで、半分思い立ちで札幌に引っ越すことにしました。
自分にとっては住んでる場所の空気感とか、それに合うかどうかも大事だからね。
内地は、関東平野は暑すぎる。ヒトの住むところじゃないよ…

新しいことを始めようって決意したら、4年前の自分に引っ張られるのも忘れられそうだし、何より久しぶりに楽しみなことができた。

なんかキリが良いので100日後に札幌にいるのを目標にする。
雪が降る前、積もる前に行こうってのも風流な感じするしね。

という訳で、今日から(多分)毎日札幌引っ越しまでの経過をここで記録していこうと思います。ただの日記的な何かになるとは思うけど。

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