私の祖父は漁師と猟師
こんにちは、やくみです。
今日は、私が食に関して興味がある理由を考えてみました。
突然ですが、私は祖父が2人とも猟師・漁師です。祖父たちから学んだことを書いてみます。
おじいちゃんNO1:漁師の祖父
とある県の湾内で、アサリやワタリガニ、ニギスをメインに漁師をしていました。母方の祖父に会いに行くと、その日に取れた新鮮な魚介を食べさせてもらえました。私はワタリガニの味噌汁や地場のお刺身が大好きです。今でも、金曜にはお刺身が食べたくなるので、幼少期の影響が大きいです。
この地域ではシャコも名産でした。当時は特に何とも思わなかった、甲殻類のシャコは、生きたまま茹でられ、エビの足を取るような下処理をしたことを覚えています。大人になったら、グロテスクなシャコ(言い方)も高級品だと言うことを知ってとても驚きました!
おじいちゃんNO2:猟師の祖父
父方の祖父。父方の祖父とは同居。
猟銃や罠(ネズミ捕りのイノシシ版)を使って猪を駆除していました。駆除した猪は、血を抜くために車庫にチェーンをかけ、ぶら下げられ、庭で腹を切られ、腸(臭い)を出され、解体されておりました。小学生の私は家に帰ってくると、その解体作業を間近で見ており、いきものを食べるということが、こういうことなんだ、と目の当たりにしてきました。解体後のイノシシはすき焼きにして食べたり、ジビエ料理専門店に卸していたようです。
また、猪が生きたまま罠にかかったときには、しばらく飼育していた時期もありました。幼なじみに猪を飼っていることを同級生(13人)にバラされた時には、恥ずかしくて恥ずかしくて。猪は餌やりに近くに行くとブヒブヒ言って近寄ってきて、トウモロコシでできた飼料をばくばくと食べます。体もまるまると大きく、育っていきました。そして、ある日下校後に小屋を覗くと、いなくなっており、「お母さん、イノシシいなかったよ?」と尋ねると、今日の「晩御飯だよ」なんていう、ショッキングな出来事もありました!
さらに祖父は養蜂もやっており、ミツバチの巣をとってきては、蜂になる前の幼虫(カブトムシの幼虫の小さい版)を蜂の巣のセルからピンセットで取り出して、醤油と砂糖で煮て、保存食として食べるといったことも経験しました。
ダブルリョーシ(猟師・猟師)に学んだこと
どちらの祖父からも、命のある生き物を食べることを体感させてもらえた、特殊な食育環境でした。その処理過程をみているから、嫌いとか要らないとか、言いがたい環境でした。そこで、何でもとりあえず食べてみる、という性格が成り立ちました。よって喰わず嫌いという概念はありません。むしろ、知らない食べ物はまず食べてみたいという、食への好奇心が強いです。(ベトナムに行った時も、タガメを食べたり)現地で現物を見て、調理をして、味を確かめるといった1連の作業が好きです。旅先で、調理することが好きなのもこの影響かも。私自身の食への興味のスタートは、ここにあり、と思っています。
自分の”好き”のルーツを探る
私はいつか、好きを突き詰めて、仕事になる日を想像しています。
だから、自分の好きを深掘りするために、好きのルーツを辿ってみました。自分の”好き”が世の中にどれくらい影響があるか、現時点ではわかりません。
でも”好き”が、仕事になったらいいな、と思うから、最近はnoteで数を打って、模索しています。好きなものについて書いている時には、時間があっという間に過ぎます。好きってどんな状態かピンと来ないことも多かったのですが、食に関してはネタが尽きずに書けたり、集中できるので、やっぱり好きなんだと思います。
好きを得意へ育てる
今は、noteで好きな分野の記事を増やしています。どんな記事にリアクションが多いか確かめるために、ビュー数やスキもめっちゃみてます(笑)リアクションが多いポイントが、自分の得意なところだと思っていて、今は、好きを”得意”へと育てています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*´ー`*)
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