見出し画像

間もなく2023年も終わります。
今日、明日くらいからおせちの準備を始める方が多いのではないでしょうか?

おせちを少しでも食べるなら、エイジングケアに何をおすすめするのか?

それぞれ意味があるので、一通り食べるのが良いのですが、家庭で作るなら全種類は難しいかもしれない。

 そこで、おせちと言ったらこれ!というものの中からピックアップしますね。

 もし、予定していないものがあったら、作るか単品で購入の参考にしてください。

お節料理の意味と特徴

おせち料理は、季節の変わり目ごとに神様に豊作を感謝する「節供」から来ています。

 縁起をかつぎ、健康や子孫繁栄等の願いを込めて作りいただくもの。

 お正月にたくさん料理を作らなくてもいいように日持ちする煮物が中心です。

そして食材を注意して見ると意外にも薬膳の意味があるものが多いことに気づきます。

その中でも特にエイジングケアにおすすめのおせちは次の3つです。

エイジングケアの観点からおすすめするおせち


1.黒豆

2.海老

3.田作り

厳選すると、この3つになります。 

1.黒豆

大豆の中でも皮が黒い黒豆。
薬膳では老化のバロメーターになる五臓の腎の底上げをする「黒い」食材です。

アントシアニンの色が腎と体の構成要素の「血」を補う効能があります。

 大豆ですから脾(胃腸)の機能を高め、体に溜まっている要らないどぶの水の排泄にも効果があります。

 黒豆煮には釘を一緒に煮るのが有名ですが、きび砂糖や何割か黒砂糖を入れるとミネラルも摂れ、味にコクも出るのでおすすめです。

黒砂糖は温める性質の食材で五臓の腎によい「黒い」食材の一つでもあります。

黒豆の飾りに赤いチョロギ(長老喜・長老貴等の漢字を書く)を飾ることが一般的です。

赤と言えばクコの実。

 食べる目薬と言われるクコの実に変えると薬膳要素が高まります。

血を補い目に良いものが合わさるということです。

 2.海老

 どんな海老でも良いのですが、おせちといえば車海老など、大ぶりの海老の鬼殻焼きでしょうか。

 海老は体を温める性質を持ち、腎の強化におすすめです。

 老化と共に腰が曲がることを海老で象徴し、長寿を願う気持ちが表れたおめでたい時に殻ごと使われることが多いですね。

 殻にあるアスタキサンチンという赤い色素は抗酸化作用があり、肝機能を高めるタウリンも多く含まれます。

 食べる時に剥いた殻は出汁を取ったり、よく焼いてからミルで細かく砕きふりかけにすれば無駄なく殻の効能もいただけます。

 気力や体力を補うためにもエイジングケアに海老を食べましょう。

 

3.田作り

 カタクチイワシを甘辛いたれで絡めた田作り。

 

青背の魚であるカタクチイワシは気と血を補い血巡り促進にも効果があります。

 更年期以降の女性は血不足の人が多く、いきなり血巡り改善食材を食べても流れるべき血が少ないのです。

かえってしんどくなってしまう可能性があります。

 補って巡らせることのできる食材なのでこれは外せませんね。

 脳への血流アップ、美肌や美髪のためにもカルシウムを補うためにも田作りはおすすめです。

 誰もが知っている(であろう)おせちの中からエイジングケアに外せないもの3選をお伝えしました。

これから準備する際に、予定に無かったらぜひこの3つも加えてくださいね。

とはいうものの、おせちには砂糖が使われる料理が多いです。

砂糖は体に不要などぶの水を溜めやすくさせ、そこにお酒が入ると熱が加わりどぶの水はヘドロ化(中医学では痰湿と言います)しやすくなります。

また、お餅の食べ過ぎも体の中の巡りを妨げます。

そこで、おせちを食べる時、お餅を食べる時にはどぶの水を溜めない、ドロドロにさせないための「なかったことにする薬膳」を一緒にされることをおすすめします。

参考記事を合わせてお読みください。

【参考記事】

 

 通常メルマガ『モーリーの簡単エイジングケア薬膳』お申込みは下のバナーをクリックしてください▼

なかったことにする薬膳が無料で学べる7日間のメール講座は下のバナーをクリックしてください▼


森澤孝美公式サイト
ご提供中のメニュー
お問合せ


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?