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【hint.503】この二つをセットで

たくさんの選択肢の中から、「あ、こっちがいいな」と自分で選択をして決められることは楽しいことだし、その決定したものにその後も度々触れることがあるのであれば、その都度、その時の楽しさや満足感を味わうことができるので、人生には欠かせないものですよね。

その瞬間に自分の感覚と深くつながって、心から納得のいく選択をすること、そしてその選択をつみかさねていくことは、「本当に大切にしたいもの」を大切にすることに直結する、とても重要な要素のひとつにもなってきますからね〜。

ただね、残念なことに、「人には(安全に)一日に決定できる量・回数というものがある」ようで(ここではあえて数字は出さないでおこうと思います)、決定量・回数が増えてくると脳が疲れてしまうとのこと。

これは皆さんも感覚的にわかるのではないでしょうか。

この点も、「その瞬間に自分の感覚と深くつながって、心から納得のいく選択をすること」と同じくらい大切にする必要のあることだと思います。

たとえば僕の場合、約3ヶ月前に結婚式を挙げたのですが、その準備において、このいわゆる「決め疲れ」を何度となく体験することになりました。

第1回 フェリーチェ心理学ミーティング」というサブタイトルをつけたぐらいですから、結果としてびっくりするぐらい決めることが出てきましたね〜。笑

各担当の方々との打ち合わせ、これは本当に楽しい時間ではあったのですが、1時間半とか2時間という、驚くほどの長さではないにしろ、終わった後には、いつもどっと疲れが出てきてしまっていました。

この状態になってしまうと、もうそこからはなかなか建設的な話し合いはできません。自分も相手もどちらもがこの状態になってしまっていると、特に要注意ですね。

気をまわす余裕がなくなってきて、ちょっと雑な言葉づかいになったり、うまく整理できていないうちから話し始めてしまったりすると、相手としても「いやいや、その言い方はないでしょ」とイライラしてしまったり、「ん?どういうこと?」と話の要点がうまく掴めなくてストレスに感じたりして、、、大変なことになります。はい。

選択肢がなさすぎては、「その瞬間に自分の感覚と深くつながって、心から納得のいく選択をすること」ができなくて困る。

一方で、「人には一日に(安全に)決定できる量・回数というものがある」ので、選択肢が多すぎたり、選択する場面が立て続いてしまうと、それはそれで困る。

この二つをセットで忘れないようにしたいものですね。

その瞬間に自分の感覚と深くつながって、心から納得のいく選択をするために、今のあなたにはどんなことができますか?

また、「決め疲れ」に陥ってしまわないために、今のあなたにはどんなことができますか?

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