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【hint.471】しっくりくる言葉とともに

昨日はの夕方からは、僕の「月一活動シリーズ」のひとつ。

「ハーベステラス」のため、東京タワーのお膝元までいってきたのでした。

現在、「アドラー臨床心理学入門」という本を、一章ずつ読み進めながら、アドラー心理学について学びつつ、同時に、介護や在宅医療に関する話題もメンバーの誰からともなく話をはじめるというスタイルで過ごしているのですが、参加しているそれぞれがいろんな気づきを持って帰ることができているなぁと感じます。

昨日のテーマは「第9章 共同体感覚」でした。

この「共同体感覚」と、その前の第8章でとりあげられていた「勇気づけ」。

このふたつは、僕自身にかつて、「『人と関わるときに大切にしたいと思っていること』ってこういうことなんだよ〜」「なるほど!こういうふうに相手に説明すればいいのか」という感覚を味あわせてくれたのですね。

あたらめてここでもとりあげてみようと思います。

以下の引用部はすべて、「『アドラー臨床心理学入門』著:鈴木 義也・深沢 孝之・八巻 秀 アルテ 2015年5月25日出版」より。

 アドラー心理学は、別名「勇気づけの心理学」と呼ばれているくらい、この「勇気づけ」はアドラー心理学において重要な概念のひとつです。
 ただ、勇気や勇気づけは、日常的に使われている言葉なので、アドラー心理学における「勇気 courage」や「勇気づけ encouragement」の本来の意味について、まだまだ誤解されているように思います。

 アドラーは「勇気」について、「人生の有用な面にいる人は、勇気があり、自信があります」「勇気がある人であれば、たとえ失敗しても、それほど傷つくということはありません」などと述べています。つまりアドラーにとって「勇気のある人」とは、「精神的に健全・健康な人」そして「共同体感覚が育まれている人」であると考えていたようです。

 岩井は、「『勇気』とは、『リスクを引き受ける能力』『困難を克服する努力』『協力できる能力の一部』だから、能力であり、努力であり、協力と関係がある」として、「勇気のある人は、目標に向けてメンバーの力をあわせる能力、自ら貢献する能力を持ち合わせています」とアドラー心理学における「勇気」について整理して述べています。

と、ここまでが「第8章 勇気づけ」からの引用で、次に「第9章 共同体感覚」からも、僕にとって印象の強い部分を、いくつか引用してみようと思います。

 アドラーは、人間が幸せに生きていくには、「共同体」に所属して貢献していくこと、そのための「かかわり」が欠かせないと考えました。その「かかわり」とは、まず「共同体」に対して貢献していく・与えていくことによって、その「共同体」から感謝される。「共同体」から感謝されることによって勇気づけられ、またさらに貢献していく。このような循環が起こるような振る舞い・思い・感情など、これらを総称した「かかわり方」を共同体感覚と言っているのではないでしょうか。

 勇気がくじかれてしまうのは、共同体感覚が育っていない場合に起こります。共同体感覚が育っている人は、どんなに他者から勇気がくじかれても、自分自身で勇気づけができます。そうやって自分で自分の共同体感覚を育て続けているのです。

ということなのですね。

で、僕自身が大切にしている生き方のひとつである「勝手に元気になる」というのは、この「自分自身での勇気づけ」をしたり、「自分で自分の共同体感覚を育て続ける」ための、具体的な方法と考えている。ということなのですね。

「じゃあ、目の前のことに触れて『勝手に元気になる』にはどうしたらいいのか?」ということについては、またいくつも詳しい説明が必要なのだとは思いますけれど。

いまの僕のスタンス(そしておそらくこれからも)としては、詳しい説明をガシガシとし続けるというよりは、その説明内容をふまえた実践の様子を、読みものとして楽しんでいただける形で発信をしたいと思っているのですね。

理論や知識としてあたまで理解するというよりは、雰囲気や感覚として体感してもらいたい。と、そんな感じ。

話がちょっとそれましたね。

今日は、「自分の感覚を大切にすることは大事。そして、その大切にしたい感覚を表現するための、なるべくしっくりくる言葉を見つけておくことも大事」というお話になったのでしょうか。

「しっくりくる言葉をたくさん味方につけることは、自分が本当に大切にしたいものを大切にすることに役に立つ」。そういうことが伝えたいのかな。


今日のあなたにも、しっくりくる言葉とともに、元気になる瞬間がたくさんありますように。

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