なにか、性格診断のようなものを受けて、「あなたはこういうところがあります」という結果に触れられるチャンスはたくさんあって、今はとても便利な時代だなぁとよく思う。

一方で、たくさんの人と関わることで、「自分ってこういうとこあるなぁ」と感じるものも、ひとり一人にきっとあって、そういう気づきも貴重なものだなぁともよく思う。

で、「けっきょく自分ってどんな人なの？」ってことなんだけど。

これはもう、「どの自分」を採用していくのかは、最終的には自分で決めるしかないんだよね。というか、もう決めてきちゃってる。

これまで一緒にいた人たちからはずっと「あなたには、プロのミュージシャンはムリだよ」と言われていたとしても、「いや、自分にはできるんだ」という気持ちを持ち続けている、ということもあるかもしれない。

そして、ひょんなタイミングで、「あなたはプロのミュージシャンになるべきよ！ウチでやってみない？」と関わってくれる人に出逢うかもしれないんだよね。

でも、そんなふうに価値を見出してくれる他者が、もしかすると死ぬまでに現れないってことも無くはない。

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僕としては、「自分はこういうことがやりたいんだよ」があるならそれを聞いてみたいし、その時に「応援したいな」って感じるものであれば、なにかできることを探すだろうし、進捗も聞きたい。

僕自身が、すべての人の価値に気づけるわけではないけれど、できるだけたくさん見つけられるといいなと思っています。