20190513できなかったからこそ仕事になる

【図解511,512】「できなかった」からこそ仕事になる

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【特殊型】元々できなかったからこそ、できるようになるために様々な研究や工夫をする。

そして、それらの研究や工夫を通した「できるようになった経験」は、十分な意識化や言語化を通しているので他の人にも伝えられ、「仕事」にさえすることができる。

「できない」ことも時にはチャンスになる。


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1つ目の図解の裏返しの図解。初めから「できている」人は「できるようになる」という過程がないため、他の人に伝えたり教えたりするのは意外と苦手だったりします。

スポーツの領域で言われている「名プレイヤーは必ずしも名コーチではない」という言葉や、「個人としては優秀だったけど教育係やリーダーになったらイマイチ」というのはこれに当てはまりますね。

なお、ここで言う「できる」と「できない」は様々な段階があるので、何と比較するかでも変わってきます。例えばプロ野球選手は一般人と比べれば文句なく「野球ができる」ですが、イチローを基準にすると「イチローレベルのプレイは”できない”」というのは十分あり得ます


この図解は、はあちゅうさんのこのnoteを参考に作成しました(図解にあたり私の解釈も一部入っています)。


私も自分のスキルの中で特に以下の4領域はこの「できなかったからこそ研究・工夫した」というのがよく当てはまります。

ミス予防
元々ケアレスミスがすごく多かったため、自分なりに工夫したり失敗学などの勉強をし、10年近く続けて「失敗しにくい仕組み」を作り上げた
プレゼン、スピーチ
元々人前で話すのがとても苦手だったため、スピーチクラブで4年間トレーニングして「話がうまいしわかりやすい」と言われるレベルになった
時間管理、効率化
元々要領が悪く、「仕事の質を下げずにスピードをあげる方法」を10年近く研究、実践して自分なりのスタイルを築き上げた

いずれも「仕事」というわけではありませんが、振り返ってみると確かに「できない」も結構役に立っているものだと感じます。


この考え方、個人的にも勇気付けられる内容だったので図解にしましたが、一つ注意点があります。それは時間や手間、心理的な負担感などの「行動コスト」です。

経験上、「できなかったこと」は一定以上の水準でできるようになっても行動コストが高めになるため、「いつもそれだけをしている状態」はあまり望ましくないように思います。

たとえば私はトレーニングのおかげで人前で話すのは「割とできる(中の上レベル)」になりましたが、「疲れるしあまり楽しくない」ので結局「やらないこと」にしました(これはちょっと極端な例ですが)

なので、個人的には得意なことも打ち出した上で、「できること」の中の一つとして「苦手だったこと」を位置付け、全体の中でのバランスをとっていくのがいいと考えています。

はあちゅうさんのnoteでも

できないこともできることも、すべてがうまく組み合わさって今の自分をつくってくれている─そんなふうに考えると、少し楽になれるかもしれません。

この部分に同じニュアンスが含まれているように思いますが、図解した関係もあり一応補足です。


途中少し注意点も書きましたが、「『できない』もチャンスになる」という考え方はとても参考になるものなので、「できないことだらけだよ、、、」と思っている人はぜひ取り入れてみてくださいね!


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