私は人一倍情熱があると勝手に思い込んでいます。何かをやると決めれば、とことん頑張ります。そうすることは私にとって当たり前なのです。

一つずつステップを踏んで、クリアしていきます。やりたいこと、やろうと思ったことは、いい加減にしないでやり遂げるのです。

私がそうなったのは、とてもいいお手本が身近にいるからです。それは92歳の私の母です。

彼女は何事にも恐ろしい程前向きで、歳だからと諦める事などありません。

母は自分の年齢など少しも気にしていないのです。自分がやりたいと思ったことはとにかく突き進んでやり遂げるのです。そのエネルギーはいったいどこから湧き上がってくるのか、本当に不思議です。

「しんどい、疲れた、もうええわい、諦めた、適当にこの辺で・・・」などという言葉を聞いたことがありません。
私は母の姿から、知らず知らずのうちに、頑張りや忍耐強さを学んできたのでしょう。

大先輩の母を見ていて、私が諦めることなど出来ないのです。92歳のパワー恐るべしです。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《投げ出すんは嫌いなんよ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「やるべきことは自分が納得いくまでやる、それだけよ」

「そうせんとお母さんはどうなるんかな」

「とことんやらんと気が済まんのよ、性格なんよね、それで今までやってきたけんね、それでいろんな事がええように向いてきたんよ、投げ出すんは嫌いなんよ」

母はきっぱりと自分のポリシーを述べていました。本当に一途な女性です。私はこの人の娘ですから、ホント厄介です。

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