OFFICE Pのデザインの定義をディズニーから紐解く
OFFICE Pのデザインの定義
OFFICE Pのデザインは、問題課題、未来の発見、解決、実現の4つでロジックで定義しています。
問題課題
取り組むべき問題や課題の本質を正確に理解することが重要です。問題の根本的な原因や影響を把握することで、適切な解決策を見つけるためのベースを築くことができます未来の発見
未来の想像と実現に向けた創造によって、これまで見過ごされていた機会や可能性を明らかにします。過去の成功や既存の方法にとらわれず、新しいアイデアやアプローチを積極的に探求して可能性を広げていきます解決
「創造的な発想」と「論理的整合性」を合わせたアプローチです。前者はデザイン思考やアート思考、後者は経済学や経営学などを交えた思考プロセスで問題課題の答え(応え)を見定めていきます実現
目標達成の行動計画を策定し、実現に向けて行動していきます。行動は共感や理解などを育む重要なアクションです。
このように、OFFICE Pのデザインの定義は実現したい未来を想像し、その実現に向けて具体的な計画や戦略を策定(創造)、そして行動することです。
ミッキーマウスの誕生をデザインの定義で考えてみる
もしよろしければ、前回投稿した失敗と成功の同時発生で出現するコンセプトを見逃さない(ウォルト・ディズニーのミッキーマウスを誕生されるまでのストーリー)と合わせてご一読ください。上記の投稿をもとに、OFFICE Pのデザインの定義に当てはめてみます。
解釈①
問題課題
ユニバーサル・ピクチャーズと契約内容やスタッフの引き抜きのトラブルが発生して倒産の危機未来の発見
作品に登場していた敵役のキャラクターをベースにコンセプトデザインを進める解決
非常に愛らしくて親しみやすい「ミッキーマウス」が誕生実現
ミッキーマウスはディズニー社のマスコットだけでなく、アメリカの豊かさを表すアイコンにもなる
解釈②
問題課題
生活を害するネズミ、敵役のキャラクター未来の発見
発想の逆転(悪、嫌われ者を正義、愛される存在に)解決
ミッキーマウスというキャラクターのコンセプト実現
完成しないパークというコンセプトデザインまで創造
ウォルト・ディズニーのストーリーをOFFICE Pのデザインの定義で振り返ってみると、問題や課題に直面しながらも、未来を見据え、想像力と創造力を活かして挑戦し続けたことが理解できると思います。そして、問題課題から実現に至るまで「想像と創造」の思考プロセスが繰り返されていることが、とても大切なロジックです。
「永遠に完成しない。成長し続ける」というコンセプトに行き着く
ウォルト・ディズニーのストーリーは、問題課題から実現に至るまで「想像と創造」が繰り返しおこなわれています。特に注目したいのは、ウォルトが語った「ディズニーランドは永遠に完成しない。 この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」というコンセプトです。
このコンセプトは、ファンやゲスト、そしてキャストにとっても特別な意味を持ちます。それは「完成しないこと」と「成長し続けること」が人々の期待と共感を生み出す源泉となっていることです。ディズニーリゾートが常に新しい感動や驚きを提供し続ける限り、ファンやゲスト、キャストはその価値観や世界観(魔法の世界)に惹き付けられ続ける唯一無二のコンセプトがデザインされています。
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