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介護施設のビジネスマナーに限界を感じる

先日、介護士の賃上げが取り沙汰されておりましたが、介護施設も本当に人手不足だと言われております。国が定めた介護報酬が給与の出所に直結するので、中々難しいとは思いますがそれ以外の側面で、介護士へのフォローも事業者は厳かになりがちです。それ程厳しい経営かもしれません。

新入社員研修

介護事業者ごとに、新人研修があるところもありますが、大抵は介護の研修のみです。

例えば、名刺交換の仕方、エレベーターの立つ位置、電話応対、社内文書、社外文書等、社会人として知らなければいけない物事を知らないまま、職務に当たっている人も数多くおります。

確かに、事務的な仕事が相談員やケアマネジャーと比べると介護士は少ないのであまり必要性がないのかもしれません。

しかしながら、やはり必要な時は出てくるものですし、上司、先輩への挨拶の仕方なんかは切っても切れません。

残念ながら社外の人にお疲れ様ですと言ったり、上司や先輩に了解ですと言う人も結構おります。

新卒採用が少ない

では、何故あまり一般的な新入社員研修を行なっていないのかと言えば、やはり新卒採用が比率として少ないからです。

逆に言えば、職業人としての常識は既に求められており、知っている事が前提の論理になります。

しかしながら、介護の仕事を転々としても一向にそのような事をあまり教わる機会に恵まれない為に、中途入社の方であってもビジネスマナーに欠けてしまいがちです。

せめて、スキルアップや知識を  

一般的に会社経営は、経費である給与を1円でも少なくしたいのが本音なはずです。経営者の個人的な感情は別かもしれませんが。財務上は給与は1円でもあげたくありません。

しかし会社にある、ありとあらゆる資源や情報はいくらでも使っても嫌がられません。むしろ勉強熱心だと褒められたりもします。

それならば、新入社員研修も講師などを呼んでお金を掛けなくともある程度は行って行くべきだと私は昔から長らく思っております。

ご一読ありがとうございます!!

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