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ウクライナとラナ

欧米のウクライナ支援が凄まじい。シリアやアフガニスタン難民に対するそれとは全く違う。ロシアの理不尽さを加味したとしても、同じ白人人種だから助けるという白豪主義を感じざるを得ない。日本も相変わらずの脱亜入欧なのだろうか。ウクライナからは難民ではなく避難民だと強弁し、難民認定の条件緩和をしているばかりか、地方行政レベルでも破格の大サービスだ。

そう言えばウクライナには美人が多いと聞く。そら美人が困っていれば助けたくなるのが人情だろう。しかしそのうわさにも裏があるとにらんでいる。「ラ」と「ナ」は優しさ可愛いさを持つ最も象徴的な音だ。「ラ」と「ナ」の両方の音を持つ国名は反則である。調べるとウクライナ以外に、この二音を含む国はない。美し過ぎる国名の響きに惑わされているのではと感じる。

ここまで思いを巡らせたら、宮崎駿の「未来少年コナン」のヒロインであるラナを直ぐに思い出した。「第三次世界大戦」による核戦争後の物語だが、海中で気絶しているコナンに人口呼吸するために、海上から海底まで何度も往復するラナのシーンに大感動だ。当時高校三年の受験生だったのでテレビは「未来少年コナン」と大河ドラマの「黄金の日々」しか見ていなかった。

「黄金の日々」は松たか子のお父さんである当時市川染五郎がルソンに渡航して大豪商となった呂宋助左衛門を好演した。川谷拓三と根津甚八が準主役として人気があったのも懐かしい。しかしロシア軍によるマウリポリ包囲が呂宋助左衛門も籠城していた鳥取城を羽柴秀吉が兵糧攻めにした飢餓地獄を思い出させる。ドラマが描いた地獄絵図は秀逸で戦争の怖さを教えられた。

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