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【私見〜見え透いた嘘〜口の上手いヤツ】

【私見〜見え透いた嘘〜口の上手いヤツ】

特段何かの事件に準(なぞら)えた訳ではないが、普段は冷静で何食わぬ顔をしている人が、(犯罪とは言わないまでも)悪事を働いてバレそうになった時、「見え透いた嘘」でその場を逃れようとする場面に出くわす。

本人は心臓がバクバクしているのに、バレないように冷静さを保ち、多少普段より饒舌になりながら理路整然と「自分の潔白」と「真実はこうである」との理論を展開する。保身の本能。

世の中にはこういう場面で不思議と頭が回り、知らない人が聞いたら疑わないレベルの嘘がつける人がいる。その最たるものはプロの「詐欺師」だろうが、そこまでではないにしても、皆さんの周りに「とにかく口が上手い人」はいないだろうか?👤

「才能」と呼ぶに値する、スピーディーで適切な話の顛末(もちろんすべて嘘)、時に目に涙を浮かべてでも相手を自分の味方につけるテクニック。それが瞬時にできてしまう才能の持ち主がいる。


この様な輩(やから)の被害に遭わないためには、とにかく近づかないことに尽きる。しかし相手は人を取り込む技にも長けているので、気づいたら依存していることもあるだろう。

☝️ではそんな「見え透いた嘘」がバレた時、ヤツはどんな対応を取るか…?

第一段階は、まだ少し残っている可能性に賭けて、さらなる嘘で劣勢をひっくり返そうとする。

それが通用せず、周囲も疑いから確信に変わった第二段階は、迷わず「沈黙」を貫くことになる。姿を隠すこともあるが、時間を置くことによって疑いや興味が薄れる?と思うからだ。いわゆるクールダウン作戦。(でも逆効果)

第三段階になって再度現れる時は、潜伏期間に立て直した新しい「見え透いた嘘」で反撃を試みる、または話の論点をすり替える。しかしこの段階になると全否定は難しくなるので、もはや情状酌量や同情を買う作戦に切り替えざるを得ない。

最終段階の前に誰かに相談したり、耳に入ってくる周囲の声を素直に聞いて、(時すでに遅しと言えども)すべての悪事を白状して謝れば、まだ残り目はある。誰しも「◯んで詫びろ!」とは言わないものだ。でも最後まで譲らない。


「嘘はいずれバレる」その場を取り繕って逃げ延びた「経験」が、いつも通用するとは限らない。プロの詐欺師は決してターゲットをナメたりしない。なぜなら「飯のタネ」だからだ。

世の中には、早く認めて謝れば済んだのに、見え透いた嘘でその場から逃げる人は多い。顔に出てるのにトドメを刺さないのはこちらの優しさだと気付かない。

こんな何を言ってもわからない小利口な輩にお灸を据えるのは、もはや「法律」くらいのものだろう。大物政治家・カスハラ政治家しかり。

☝️嘘つきや虚言癖は不治の病かも…?私はこれまで治った人を見たことがない。



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