ヤナタトモコ

北国生まれのDNAで南国に暮らす。考えたり書いたり描いたり歌ったり踊ったり! 占星学探…

ヤナタトモコ

北国生まれのDNAで南国に暮らす。考えたり書いたり描いたり歌ったり踊ったり! 占星学探究家。やなへい

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  • ひなたホリスティックチーム インタビュー集

    ホリスティックな生き方を宮崎から提案する「ひなたホリスティックチーム」。 ユニークな経歴を持つメンバーへのインタビュー集

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    占星学の世界を暮らしに役立てる、茶の間から宇宙につながる研究所。

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わたしが、わたしを、清く正しく美しく

禅の番組を見た。 禅の瞑想とは、ただただ、自分の内側を観察・実験するものだという。 向上しない 成長しない 「〜のために」しない 詩や音楽、絵を楽しむように、自分の身体(五感)を味わうもののようだ。 玉置浩二さんの「清く正しく美しく」という曲が好きだ。 ちょっと前に、 「美しく生きたいなぁ」と思った。 でも、 「正しく」と言われると痛い。 例えばよく言われる “正しく怖れる”というフレーズに、やたらゾワゾワする。 なぜ痛いのか? 考えてみたところ… ⑴ 正し

    • わたしの理由〜山﨑結花の場合

      「ひなたホリスティックチーム」の発起人である、山﨑結花さんと私が出会ったのは、2021年の夏。 同じ発起人のAcoさんに誘われ、初めてAcoさんの「ホリスティックサロン&スペース風香」を訪ねたときのことだ。 玄関先を箒で丁寧に履く結花さんの姿を見て、「ちゃんとしてそうな方だ!」という第一印象を抱いた。そして、とても痩せていらっしゃるな、と思った。 やがて私も少しずつ知ることになるのだが、その頃の結花さんは、かなり症状の重いがんを患った後で、治癒の真っ只中にいたのだった。

      • 【はじめに】 わたしの理由〜ひなたホリスティック

        なぜ私はこうなんだろう?と、思う。 もしかしたら、幼い頃からずっとそんなことばかり考えているような気もする。答えが出ない対象に向き合って、絶えず原因究明と分析をしている感じ。 問いを立てる。そして問いを深掘りする。そんなことが好き。 その深堀り欲みたいなものは、自分以外の人に対しても発動する。 「なぜその職業に就いたのですか?」 「なぜその趣味を始めたのですか?」 と、ついつい聞きたくなってしまう。 20〜30代は雑誌編集の仕事をしていた。芸能人や著名人に会って話を

        • 使って生きて、死ぬ

          「こういうこと考えてそうだから、あげる」と言われ、頂いた本。 『DIE WITH ZERO』 直訳すると、『(貯蓄)ゼロで死ね』。 本の内容を究極に要約すると、こんな感じだ。 確かに私は、そう思う。 そう思うように変わった、のだ。 お金への姿勢は遺伝する? 子どもの頃から「貯金しなきゃ」と思っていた。 お小遣い帳をこまめに記入し、お年玉は貯金。社会人になってからも、ボーナスの9割は貯金をしてコツコツ貯めてきた。 倹約家になったのは、倹約家の両親の影響だ。ふたり

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          新月の夜。追い込まれたうさぎ

          11/13の夜は蠍座の新月だった。 占星学探求家!とうたいながら、月相はあまり意識せずに過ごしているのだが、新月の翌日があまりに濃厚な1日だったので、出生図に新月のホロスコープを重ねて振り返ってみる。 見た感じ… ・11ハウスやたら濃厚  (魂でつながるor周波数が合うような仲間との関わり) ・蠍座の月が刺激されまくり  (隠していた柔らかな幼心が揺れまくって傷つく) ・トランジット火星の影響大  (ディープな洞察、変容するよう突き動かす) 蠍座新月後の1日を振り返る

          新月の夜。追い込まれたうさぎ

          「聞き書き」と「西洋占星術」のコンステレーション

          熊本で開催された「日本聞き書き学校」に初参加してきた。 「聞き書き」とは、ある方の人生にまつわる思い出話を聞き、それを書き起こし、本の体裁にしてお渡しする活動。 その活動は2010年ごろから始まり、全国各地の医療介護の現場で、ボランティアを中心に行われている。 「日本聞き書き学校」は、2010年のホームホスピス宮崎による宮崎県木城町での初会合をきっかけに、2年に一度、日本各地で聞き書きの勉強会を開催してきたそうだ。 「日本聞き書き学校」は、コロナ禍による休止期間を経て

          「聞き書き」と「西洋占星術」のコンステレーション

          痛みの意味を理解する

          痛いのが苦手な人はご注意ください。 膀胱炎が痛くて痛くて痛くて痛い。 こじらせたのか、 血尿まで出ていて心も痛い。 でも、振り返れば長男を出産した後の方が本当に痛くて痛くて痛くて痛くて痛かった。 会陰の傷がひどかったようで、縫合後に呼び出され再び分娩台に乗せられなんかされ、あまりの痛さに足を閉じたら医者に怒られた。 痛み止めの麻酔みたいなのを背中に背負わされた状態で 1時間おきの授乳とかおむつ替えとかそれらの軽量とか自分の悪露の測定とか、たくさんのTODOを1人き

          痛みの意味を理解する

          『地球交響曲 ガイアシンフォニー』 上映会やってみた② きっかけは失業

          わたし、流れてどこまで行くの?映画『地球交響曲 第五番』の試写会で大いに心を揺さぶられた私は、龍村仁監督に、自分が編集長をしていた雑誌でのエッセイ連載を依頼した。 監督には快く引き受けていただいたものの、私自身が人事異動で担当雑誌を離れてしまい、監督と直接の交流はなくなった(連載は2004年から2007年まで続けていただいた)。 その後、私は2人目の子どもを助産師さんの手を借りて自宅出産し、編集の現場からも離れた。そして、2011年の東日本大震災による原発事故をきっかけに

          『地球交響曲 ガイアシンフォニー』 上映会やってみた② きっかけは失業

          言葉に傷つき、言葉に救われる

          お祭りのボランティアに初参加した息子がヘトヘトになって帰ってきた。 暑い中、立ちっぱなしでゴミ拾いや清掃をして疲れただけでなく、見ず知らずの大人に心無い言葉をかけられ嫌な気持ちになったと言う。 話を聞きながら、「ひどいね」「悔しいね」と我がことのように感じてしまった。時間が経っても自分の中のモヤっとしたものが消えなくて、 「もしも自分が息子の立場だったら、なんと言い返せただろう」とか 「もしも現場にいたら、何かいい声かけができただろうか」とか ああでもない、こうでもない

          言葉に傷つき、言葉に救われる

          突然ですが、ドラゴンヘッドの考察

          現代西洋占星術には「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテイル」と呼ばれるポイントがあります。このポイントのことを、折に触れ、自分の中であーだこーだと考えてきたので、まとめてみようと思います(と言っても、“今現在”でのまとめ。また変わるかもしれません)。 ドラゴンヘッドは魂の願い☊(ドラゴンヘッド)・☋(ドラゴンテイル)とは、月の軌道「白道」と、太陽の軌道「黄道」が交わるポイントのこと。 これを西洋占星術では ・北極に近い交点を ☊(ドラゴンヘッド) ・南極に近い交点を ☋(ドラゴ

          突然ですが、ドラゴンヘッドの考察

          ひなたホリスティック 施術体験会

          2年前から、「ひなたホリスティック」という名のチームに参加しています。 このチームは、ホリスティックな医療、生き方、あり方を、さまざまなひとたちと考えながら提案していこうという有志の集まりで、宮崎市を中心に、実に、本当に、ゆる〜く活動しています。 ホリスティックとは?日本ホリスティック医学協会名誉会長であり、医師で著作家の帯津良一さんの病院のホームページにわかりやすい説明があったので、引用してみます。 「からだ、こころ、いのちの人間まるごとを、そっくりそのままとらえる」

          ひなたホリスティック 施術体験会

          アミという名の友のこと

          今度開催する『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第三番』の上映会では、上映後に参加者の方とシェア会をすることにした。 導入として、『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』という映画をわたしに紹介してくれた友人、河野アミちゃんの話をちょっとだけしようかと思っている。 アミちゃんは、わたしが新卒で就職し配属された雑誌の編集部に、フリーランスの音楽ライターとして所属していた。 モデルのようにすらっとした美人さんで、外見的にはわたしとは真逆のタイプ。ただ、お互い「一言多い」ところがち

          アミという名の友のこと

          この世の真理とは

          昨晩、YouTubeにあがってきた 田坂広志さんの龍村仁監督の対談。 龍村監督いわく 「宇宙根本の摂理をみな知っている」 真の芯にたどり着きたい 哲学のオンラインサロンで 「本質観取」というものを何度かやった。 私はそれをすることで みなが共通に理解できる 真理のようなものに ぐっと近づけるのかと思いこんでたんだけど どうやらちょっと違っていたようで。 言葉を尽くして 絞りに絞っていくほどに 心や身体が置き去りになるというか ザワザワする体感があった。 言葉を

          この世の真理とは

          自分の中の明りを灯す

          homoludensに教えてもらったTED。 登壇者のガボール・マテは、依存症や発達障害、自己免疫疾患の専門医師でありベストセラー作家。 依存症の話から始まり ・幼少期の不安 ・権力への依存や執着 ・地球環境 と、スケールの大きな話題にに移行していく。 つまり、 幼な心の在り方が地球環境にまでつながっている というわけだ。 話の途中を省略して書くと、 そんな馬鹿な!って感じもするけど 実際、そうなんだと思う。 仕事中毒だった彼はこう語る。 私は仕事が大好きで、仕事

          自分の中の明りを灯す

          はじめの一歩はあの頃に

          昨年の夏以降から人生がドドドと……いや、ゆっくりスキップするように動き出している気がする。映画『地球交響曲』の上映会を始めたのもそのひとつ。 つい先日、第二番の上映会に先がけたプレイベント「初女さんのおむすび結ぶ会」を開催した。 なんとなく、ちょっと前から、「そういうのやったら面白そう〜」と思っていたのだが、「よし、やろう!」と決心できたのは、実際に佐藤初女さんのおむすび講習会に出席したことがある2人の女性(ありちゃんと、けっかちゃん)と親しくなったから。そういえば2人と

          はじめの一歩はあの頃に

          月蟹座〜愛してるなんてとても言えない

          月蟹座についてさっきから考えている。 (こういう時間が好き) 西洋占星術では、月は幼心を表し、女性性や母性を象徴する。月は蟹座の守護星なので、生まれた瞬間に月が蟹座にあった人は、月のパワーが全開。弱くて時に強くて移ろいやすい感性が全開である、と言える。 ふと、もしかして現代の日本人男性にとって、その“感情的もろさ”を露わにすることは、とてもとても恥ずかしいことなのでは?と、思った。 というのも、夫と長男が月蟹座でして。 二人とも妙にハートを見せないのだ。 蟹座は身内

          月蟹座〜愛してるなんてとても言えない