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明るめレビュー「BABYLON」

トップ画像はノラ猫ポチさんより。

さて、最近はプレ出勤の合間によく映画を見ている。
映画を楽しめるまでになったから、着々と回復しているということだろう。

今回は「BABYLON」。
アクションでないことはわかっていたが、事前予習はほぼせずに見に行った。

“映画”における“栄華”とその“闇”に焦点を当てた作品だった。

あらすじ
時は無声映画全盛期。
映画会社のプロデューサーの助手として働くマニーことマヌエル・トレス。
彼は、あるお屋敷で行われるパーティーの準備で大忙し。そんなマヌエルはいつか映画作りの現場で働き、成功を夢見る青年である。
パーティーでは、客が次々に問題を起こす。
ある客が、翌日に映画の撮影を控える女優に薬物を過剰に摂取させてしまう。その女優を、他の客に見つかることなく運び出すために機転をきかせるマヌエル。おかげで事なきを得たが、更なる問題が。
倒れた女優の代わりを探せねばならないのだ。
そのときプロデューサーが目をつけたのが、パーティーで踊っていたネリー・ラロイ。
彼女は女優志望だが、なかなか芽が出ず、パーティーには招待されていなかったものの、マヌエルの手引きで潜り込んでいたのである。
思わぬ形で訪れたチャンスに喜ぶネリー。
同じ頃、パーティーに客として来ていた大物俳優ジャック・コンラッドが酔いつぶれてしまい、家まで送っていくよう命じられたマヌエル。
ジャックを送っていき、彼の大きな家、プールに圧倒される。
誠実なマヌエルを気に入ったジャックは「俺の助手になってくれ」と頼む。快諾するマヌエル。
あらゆる人物がチャンスを手にし、スターへの階段を駆け上がっていくのだが、そこには…。

最初にも書いたが、“映画”業界の“光”と“闇”を描いた作品だった。
スポットライトを浴びる人がいれば、“闇”に生きる人たちもいる。その“闇の世界”とは、「単に光が当たっていないだけ」の人もいれば、「そこから“光”の世界を傍観する」人もいる。一度“光”を浴びればどうなっていくのか。“転落”や“破滅”、そして技術の革新に翻弄されていく映画業界を丁寧に描いているものと私は見た。

華やかでありながら下劣な世界でもあり、しかし一方で“夢”を見せる世界であるがゆえ下劣を嫌う側面もあるという描写は、いかにも逆説的である。

とまぁ、最もらしいレビューをしては見たが、やっぱり私はわかりやすいアクションが好きだな。

たしかに“華やかな世界”ってこんな感じなんだろうな、あるいは「だったんだろうな」と思わせるのだが、正直「それでなんなの?」感は否めない…。

私の理解力の問題だと思うのだが…。

とはいえ、準主役にブラッド・ピット、マーゴット・ロビーなどなど有名どころが名を連ねており、見応えはあった。

この2人はやっぱりすごいね。
抜群でしたよ。

“映画業界”の繰り返されてきた歴史を見たい方は是非。

それでは今回はここまで。
次は何を見ようかな。
さよならさよなら、さよなら。

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