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スパイスとチーズのスープ

 隣町にネパール人の方がシェフをしているカレー屋さんがありまして、そこのセットメニューについてくるスープがすこぶる美味しい。
鶏ガラベースの白いスープでスパイスが効いていて。といっても辛いわけでも、ラッサムのように酸っぱいわけでもなく。

これを冬の寒い日にアミューズ(突き出し)としてコースの最初で提供したら良いだろうな、と試行錯誤して洋食っぽいテイストにして作ってみました。

前述のネパール人のシェフは話によるとインドやドバイの高級ホテルでシェフを歴任してきたらしい。

ちなみにコースの最初にスープを持ってくるのは、南麻布の茶禅華で冬に食事をしたときに
「まずは胃を温めて食欲を促すために」として、小さな温かい汁物を出してくれたことがヒントになっています。一回目は「温かいお茶に素麺」、二回目は「木綿豆腐を使った温かい杏仁豆腐」、三回目は「豆乳のスープに素麺」でした。

 材料

オリーブオイル
クミン
コリアンダー
カルダモン
生姜
ニンニク
玉葱
チキンブイヨン(手羽先やヤゲン軟骨を煮た後の茹で汁がコラーゲンが豊富で良い)
パルメザンチーズの外皮の部分
生クリーム
ナツメグ
万能葱かシブレット

作り方

·オリーブオイルでクミン、コリアンダー、カルダモンを炒め香りをだし、生姜とニンニク、玉葱を炒める。
·チキンブイヨンとチーズの外皮を加え煮込む。
·チーズの外皮を取り除き、ミキサーにかけて濾して粗熱をとる。ここまでが仕込み。
·仕込んだスープベースを温め、ナツメグと生クリームを加え塩で味を整える。
·仕上げに小口に切った万能葱を散らす。

デミタスカップに入れて小ポーションで提供してみた。

追記

暑い時期なら、チーズの外皮の部分は入れなくても良いと思うし、生クリームを豆乳に変えて軽くしても良いと思う。

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