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全興寺周辺「長宝寺・本妙寺・楯原神社・如願寺」【中河内シリーズ】

地獄へ!?仏像ワンダーランド「全興寺/赤留比売命神社」周辺!をブラリです。

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2024/03/15 初版


▼HP▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼アクセス

▼見どころ

▽長宝寺:平野区平野本町3-4-23

 桓武天皇崩御後、妃・春子が摂津国住吉郡平野庄領主で、兄弟である「坂上広野」を頼り平野庄に住み、坂上氏の尼寺として開山。

 以降、坂上氏の尼寺となった。山門前の右側には「後醍醐天皇行在所跡」の石碑がある。本尊は「十一面観世音菩薩像」で5月18日のみ御開扉。寺伝によれば、仏師・春日作で坂上田村麻呂の念持仏でだったとか。他に閻魔王像も本尊と同じ日に開帳する。

 本堂前には閻魔大王とツーショット写真が撮れるスポットがある。

▽本妙寺:大阪市平野区平野本町3丁目3−4

 長宝寺南側の対面にある。本尊は首題宝塔釈迦多宝仏というあまり聞きなれない仏像で、1551年10月13日に僧日理と尼崎芝新兵衛により創建された寺。

▽楯原神社:大阪市平野区喜連6-1-28

 「たてはら」と読む式社。祭神はタケミカヅチ、オオクニヌシ、第8代天皇・孝元天皇、菅原道真、赤留姫命である。神武天皇より前にヤマトを平定した天孫・ニギハヤヒが天磐船で天降りする際に「天神御祖(あまつかみみおや)」から授けられたとしている十種神宝がある。
 十種神宝と言えば奈良・石上神宮(私のNOTE)と奈良・玉置神社(私のNOTE)が有名だが、ここにもある。この神宝には、病気を治したり死人を蘇生させるほどの霊力が宿るといわれ、「ひふみ祓詞」を唱えると発揮するといわれている。その十種類の神宝は①沖津鏡②辺津鏡③八握剣④生玉⑤死返玉⑥足玉⑦道返玉⑧蛇比礼⑨蜂比礼⑩品物之比礼なんだそうな。

 境内社に「神宝 十種之宮」がある。もとは奈良・石上神宮の御神宝「十種神宝」は、戦国時代、織田信長に攻められた際、散逸したもの。その後、この御神宝は保護され、豊臣秀吉により生魂の森深くに埋められ奉斎されたという。幕末になり、また行方不明になりこの周辺に住む小林某氏が古道具屋の店頭で発見し、これを買い求め、紆余曲折を経て奉納されたという。

▽如願寺:大阪市平野区喜連6丁目1−38

 楯原神社の神宮寺にあることから北側にある。当初は「喜連寺」として創建され、用明天皇の時代に聖徳太子が仏法興隆の地として当寺を建てたと言われている。本尊は「聖観音立像」で8月9日と10日のみの秘仏。

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