見出し画像

またげ石「梅宮大社(猫神社)」で二十二社/紫陽花&梅【京都】-阪急嵐山線-

二十二社になった霊石「またげ石」ここにあり!ということで、ここで子を授かったら、安産を祈りに松尾大社近くの月読神社に行くと完璧ですね。

画像2

阪急嵐山・松尾駅は「松尾大社」より先に「梅宮(うめのみや)大社」に行くべし。 松尾大社とは逆に桂川を渡りまっすぐです。5分から10分歩けば、梅宮大社前の信号があり、左手の小道(北)100m行けば現れます。

 この神社は元々は南山城地域の井手町にあった神社です。井手町を少し南に行くと木津川市で秦氏の神社があり、ここも秦氏の神社仏閣が多い。何か意味があるのかは想像にお任せします。
 と思わせつつ、奈良時代に井手町を治めた有力な氏族・橘氏の母である県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)を祀るために創建されたようです。

画像22

変更履歴

2024/01/08 初詣に行ったので写真増量(「2024/01/05」で検索)
2021/11/01 初版


▼HP

▼アクセス

京都市右京区梅津フケノ川町30

▼祭神・本尊と脇時

酒解神(大山祇神:オオヤマヅミ)
酒解子神(木花咲耶姫命:コノハナサクヤヒメ)
大若子神(瓊々杵尊:ニニギノミコト)
小若子神(彦火々出見尊、ニニギ尊の御子神)

▼見どころ

→箇条書き

  • 奈良時代に政治的な要人だった橘氏の氏社である

  • 元は京都の現井手町に鎮座した

  • 聖武天皇后の光明皇后が崇敬し、さらに嵯峨天皇の皇后・壇林皇后によって現在地に鎮座した

  • 祭神・大山祇神はコノハナサクヤヒメの父で、コノハナサクヤヒメはニニギの妻で、彦火々出見尊は子になるので一家が祭神と言える

  • 祭神は別称で「酒解神」「酒解子神」と酒がキーワードになっており、近くの松尾大社と同じく酒造メーカーにも崇敬されている

  • 祭神・コノハナサクヤヒメと皇后が参拝し安産や子授かりの話が残っている

  • 近年は、猫が多く猫神社とも!?

→随身門、境内

2024/01/05

 橘一族の氏神として祀ったことに始まる。その後、聖武天皇后の光明皇后が崇敬し、さらに嵯峨天皇の皇后・壇林皇后によって現在地に鎮座した。
 酒造の神としても崇敬が厚く、嵯峨天皇と所縁があることからで学問の神や、仁明天皇との所縁から音楽芸能の神としても崇敬されている。

画像9
2024/01/052024/01/05
画像3
2024/01/05
2024/01/05

 左右には随身として、豊磐間戸命(トヨイワマドノミコト)・奇磐間戸命(クシイワマドノミコト)の神像を祀る。

2023年1月22日
画像4

 正月が本殿右で御神酒が頂けます。巫女さんがスタンバっています。

2024/01/05
2024/01/05

→舞殿

2023年1月22日
2023年1月22日
2024/01/05

福井県東郷の地蔵院奉賛会様より大絵馬を奉納していただきました。
金剛山地蔵院は子安観音とも呼ばれ、本尊の十一面観音は当神社より分霊した酒解子神様の本地仏とされており、残る三神を祀った三社神社と共に地元から篤い崇敬を集めております。

公式HPより
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日

→拝殿、本殿

 祭神は「酒解神(大山祇神)」、「酒解子神(木花咲耶姫命)」、「大若子神(瓊々杵尊)」、「小若子神(彦火々出見尊。ニニギ尊の御子神)」。
 
 橘一族の氏神として祀ったことに始まる。その後、聖武天皇后の光明皇后が崇敬し、さらに嵯峨天皇の皇后・壇林皇后によって現在地に遷座した。壇林皇后は祈願されると仁明天皇が産まれたそうで、血脈相続・授子の神として崇敬され「またげ石」が有名。酒造の神としても崇敬が厚く、嵯峨天皇と所縁があることからで学問の神や、仁明天皇との所縁から音楽芸能の神としても崇敬されている。

画像5
画像6
2024/01/05

 また、「嵯峨天皇」、唐より名禅僧義空を招いて学問の寺、檀林寺を創設した「檀林皇后」、橘氏公(たちばな の うじきみ)、橘逸勢(たちばな の はやなり)、摂社に橘氏公、橘逸勢、仁明天皇を祀る。

画像7
2023年1月22日
2024/01/05 正月はしめ縄も豪華
2024/01/05
画像8

 左に摂社・末社、右にまたげ石と摂社があります。

→社務所

2024/01/05
2024/01/05
2024/01/05

→本殿左:護王社

 本殿左には「護王社」が鎮座する。主祭神は橘氏公と橘逸勢公。橘氏公は橘氏の大学別曹である学館院の創建者で、橘逸勢は嵯峨天皇の側近で三筆の一人。

→本殿右:またげ石、稲荷社

 コノハナサクヤヒメはニニギとの一夜の契りで懐妊したことから、安産の御利益があり、コノハナの父は喜び酒を造った。写真は「またげ石(公式HP解説)」と言い、ここを跨ぐと子が授かるらしい。嵯峨天皇と檀林皇后も参拝し、仁明天皇を産んでいる。

画像1
2023年1月22日
2024/01/05
2023年1月22日
画像2
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日

 ということもあり「二十二社」です。

2023年1月22日

→本殿右:若宮社、稲荷社

 若山社の祭神は「橘諸兄」で葛城王であり、橘氏の祖である。

2024/01/05 正月はお餅が飾られる
2024/01/05 正月はお餅が飾られる

→本殿左:摂社・末社「幸神社/天皇社/愛宕社/薬師社/住吉社/厳嶋社/春日社/天満宮」

2024/01/05
2024/01/05
2024/01/05 正月はお餅が飾られる
2024/01/05 正月はお餅が飾られる
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日

→磐座 ※2024/01/05

 2024年に初めて気づいた。同時期に小さいころから参拝していそうな方が居ていまして、1か所だけ、そこに何があるのか?と思うところに祈りを捧げていたので、そこに行くと磐座があった。サルタヒコ💛アメノウズメだ。ここは道祖神と解釈すべきか?

2024/01/05
2024/01/05

 以下にも追加しました。

→西梅津神明社

 伊勢神宮内宮・外宮があった。祭神はアマテラスとトヨウケですね。

2024/01/08
2023年1月22日
2023年1月22日

 こっそり春日大明神が・・。

2023年1月22日

▽花

 神苑では、梅や杜若、キリシマツツジ、花菖蒲、紫陽花などが花を咲かせる。

→梅


画像10
画像11
画像12
画像13

→紫陽花

画像15
画像16
画像17
画像18
画像19
画像20

▼社務所:猫

画像14
画像21


2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日
2023年1月22日

▼セットで行くところ(旅行記)

必須は松尾大社


----
#京都
#京都市右京区
#神社仏閣
#神社
#二十二社
#阪急嵐山線
#梅宮大社
#またげ石
#梅宮大社
#猫神社
#二十二社
#神社仏閣
#神社
#神社巡り
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#磐座
#旅のフォトアルバム
#わたしの旅行記
#一度は行きたいあの場所
#人文学
#神仏習合
#京都
#京都市右京区
#京都旅行
#京都ツウシリーズ
#京都右京シリーズ
#阪急嵐山線シリーズ
#阪急嵐山線
#二十二社
#橘
#桜
#紫陽花
#アジサイ
#山城風土記
#旅行・おでかけ
#紫陽花
#梅
#京都
#阪急嵐山線
#井手町
#橘氏
#県犬養三千代
#京都市右京区
#酒解神
#大山祇神
#オオヤマツミ
#酒解子神
#木花咲耶姫命
#コノハナサクヤヒメ
#大若子神
#瓊々杵尊
#ニニギ
#小若子神
#彦火々出見
#酒解神
#酒解子神
#酒
#酒造豊磐間戸
#トヨイワマド
#奇磐間戸
#クシイワマド
#福井県東郷
#地蔵院奉賛会
#金剛山地蔵院
#嵯峨天皇
#檀林寺
#檀林皇后
#護王社
#稲荷社
#安産
#橘諸兄
#葛城王
#幸神社
#天皇社
#愛宕社
#薬師社
#住吉社
#厳嶋社
#春日社
#天満宮
#西梅津神明社


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?