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田舎のクサカリ

田植えが終わりドタバタの日々から一段落、と思いたいのですが草刈りが終わらない!はい、田舎あるあるです。今回は山暮らしをしたら避けてとおれない最重要作業、草刈りについて話します。

移住して間もなく、家周りの手が付けられていない、草が伸び放題の土地をがむしゃらに草刈りしました。
2メートルは越える笹や雑木もあり、斜面も滑りながら何日もかけてやったところ、大分スッキリして「素人の出来ではないな。。」とご近所さんからも褒めてもらったのを思い出します。
ただ、荒れた土地を綺麗にすればするほどその後広範囲の草刈りが毎年必要になってくるわけです。

そして、ある程度今日はココ!今度はアソコ!と草刈りしていくのですが、前刈った所がもう伸びてる。。ということが多々あります。草刈り永遠ループですw

多分皆さんが想像している10倍の早さで雑草は伸びます。野菜は上手く育たないのに雑草だけは良く伸びる。って皆愚痴ってますw

じゃあ放置しとくか、、っていう訳にもいかないんです。はい、田舎あるあるです。お隣さんの土地との境界線があり、そこまでお隣さんが刈っていたりすると刈らない訳にはいきません。むしろ刈っていないと、あそこは何もせん(しない)!ということにもなりかねません。

田んぼも同じです。法面(斜面)の途中から土地の境界が変わることもよくあります。親切心でお隣の所も刈っとくか、って勝手に刈ったら「人の土地勝手に刈るな!」なんていう人もいるようです。(私はまだ会ったことないですが、聞いた話です)

これだけ聞くと田舎めんどくせー!って思いますが、逆に言えば草刈りだけしっかりしとけば、あそこはしっかりしとる(やってる)なーって思われます。これはどこの田舎でも当てはまるんじゃないかと思います。

田舎って本当伝達が早くて、良くも悪くも話が広まりやすい。なので、地域行事の草刈りに出たり、自分の管理している土地の草刈りをしておけば、「よーやっとる(よくやってる)」になり、地域での評価につながり易い。はずw

私はもともと人の目とか気にしないので別に誰かに悪口言われたり、悪い噂流されても一向に構わないのですが、都会からいきなり田舎に来た部外者という自覚はあります。そして、この土地をお借りしている以上管理していくのは必然だと思っています。

なので、土地を管理していく結果、集落の人達に認めてもらい良い付き合いを多くさせてもらえればそれ以上に越したことはないでしょう。何よりそんなに草刈り嫌いじゃないんです。むしろ草刈りして綺麗になるとやってやった感がありますし、運動になるしビールもうまいw

今は植木屋の仕事をしているので、仕事の延長で人の土地の草刈りや伐採もすることが多くあります。法面(斜面)を刈るにはお年寄りにはやっぱりきついし体力もいります。「綺麗になったなー助かるわー」なんて言われると、やっぱり嬉しいですしね。都会では仕事にならない様なことも田舎では仕事になったりします。体力いりますがw

とにもかくにも都会暮らしの時は草刈り機が混合油で動くことも知らなかった私が、今や草刈り機が相棒にもなり、仕事も頂くという10年前には予想もしなかった事になっているわけです。人生ってなんでしょうねw

サポートありがとうございます。実際に田舎暮らしを見てみたい、体験してみたい方がいましたら遊びに来てください。出来る限り相談も乗ります。