小川アナ「(JNN世論調査)有権者から、かなり厳しい数字が出ましたね。」
プチ鹿島氏(時事芸人)「そうですね。先週から政倫審の流れ自体見ても、予算案を通す、通さないの駆け引きの場に使われていますよね。それで言うと、本当に矛盾だと思うのが、自分の裏金とか党の金のことを、きちんとクリアに説明出来ない人が、なんで国の予算を扱おうとしてるんだろう？と本当に思うんですよね。そんな資格があるんですか？例えば、この話をちゃんと説明しないから、少子化の財源とか、どれくらい徴収するって言うんですけど、実質負担0みたいなおかしなこと言い始めてるし、ちゃんと聞きたいんですけど、全部説明しないから、ふわっとしたことで終わらそうとしてますよね。」

小川アナ「去年までは自民公明両党の実務者間では、（次期戦闘機の第三国への）輸出を可能にしていいのでは？という話になっていたんですよね。ここにきて？」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「先日、山口代表と話をする機会があったんですけど、山口さんから言わせれば、自民と公明党のワーキングチームでは、それなりに積極的な意見も出たんですけど、やっぱりそれは実務者だけで話す話でありませんので、山口さんとしては、そんなことは認められないと、現状ではですね。非常に強硬で、妥協する感じはなかったですね。そもそも日本は戦闘機いっぱい作れば、安くなる。例えば、イギリスはNATOに、それから中東とか。イタリアも東ヨーロッパなどに売れば、安くなる。日本もそれと同じように東南アジアとかに売ってくれよ、と。そうすれば、いっぱい作れるから安くなるんだという話で、政府側も乗り掛けているんですよね。それから、アメリカ以外との国とも連携することが大事なんだと言うんですけども、これはそんな簡単な話じゃありませんし、実務者同士で決めるという話ではないということで、だんだんこの問題の深刻さが明らかになってきたと思いますね。」
藤森アナ「これちょっと押さえておかなきゃいけないのが、イギリスのシャップス国防相は、去年の12月の段階で、このプログラムを成功させるためには、少なからず日本の防衛装備移転の三原則の変更が必要だ、とはっきり申し上げた、と既に発言をしてるんですよね。」
星氏「これが非常にあやしいのは、日本とイギリスとイタリアで一応条約作ってるんですよね。その際に日本側が安請け合いをしてる可能性がある。日本もいずれ作りますみたいなことをイタリア・イギリスに仄めかしている可能性があるので、その辺はそれこそこれから国会で追及してもらいたいですし、どうやら既成事実だけが、どんどんどんどん積み重なっていって、もう日本も輸出ありきという話で動かしてきたという節がありますので、ここはやっぱりきちっと立ち止まって議論すべきですし、そもそも日本の国内でも武器を売って、お金を儲けるのか？武器は売らないけど、世界から評価を得られるんだと。そういう国の形を目指すのか？という点では、色々議論があるはずなんですよね。ですから、自民党と公明党が密室で決めるような話じゃありませんので、きちんと公開の場で日本の国のありようを含めて議論してもらいたいと思いますね。」
鹿島氏「これ、とても大事なことですよね、この転換って。時系列で言うと、たしか昨年末に閣議決定か何かでして、国会の議論って、そんなにしてないですよね？」
星氏「まだまだしてません。」
鹿島氏「だから、さっきの少子化の話もそうですけど、裏金の話もそうですけど、ちゃんと表で、なぜ議論しないんだろう？してくれないんだろう？って。」
星氏「条約だけ作って、どんどんどんどん既成事実を作って、引っ込みがつきませんよという状況に今なりつつあるんですよね。」
小川アナ「これ、いつの間にか決まっていましたよとならないように。」
鹿島氏「全てのニュースに通じているような気がするんですよね。」

萱野稔人氏(津田塾大学教授)
・政策集団存続なら勉強会は改革アピールにも
・むしろ再教育が必要なのはベテラン議員では
・優先すべきは政治家自身を縛る法改正では

堤アナ「何のために政治家を志したのか？初心を取り戻して頂き、クリーンな政治を期待したいです。」