見出し画像

はじめてのV

集中豪雨

4年前、岐阜県の美濃地方を豪雨が襲った。

そして関市の津保川つぼがわという長良川の支流の上流で、川が溢れて床上浸水などの被害が多数発生した。(下の地図のこの辺り)

関市というのは平成の大合併で周りの町と合併した結果、まるでVの字のようになってしまった変な市だ。

V字の左側にはモネの池があります。
その近くには板取川という清流が長良川に注ぎ込んでいる。
板取川も本当にいい川なんですよー!

清流と緑の山々に囲まれたお気に入りの関市。

ちなみに自分が子供の頃(小学校低学年まで)に過ごしたのはV字の下、岐阜市との境で岐阜市民でした。(248のマークの下ぐらいです)

津保川は右側ね!

そんな、ふるさとを感じる関市の津保川で起きた一大事。

東日本大震災でも熊本地震でも仕事を休んでボランティアに行きたいと思いつつも、なにも行動しなかった自分ですが、これは行かねば!と週末に訪れることにしました。

2018年7月14日(土)のことです。

◇◇◇

現場への移動

まずは関市役所に行ってボランティア希望の手続きを済ませました。

ボランティアの受付は8時からでしたが少し遅れて9時に着いたら、家屋調査で家を訪ねて被災状況の確認をする担当になりました。

参加時間が遅れたのと、やはり角スコップ持参とかでないと土砂をどかす肉体労働班にはなれなかったのかもと思いました。
体を動かす気が満々だったので、ちょっと拍子抜けでした。😅

家屋調査には8人で対処となり、4人ずつに分かれて2台の車で向かいました。

1台の車は自分が出して運転しました。

乗車して、それぞれのボランティアへの参加動機なんかを話したりするのですが、助手席に座ったAさんがなんと・・・。

警察官でした。😅
非番で手伝いに来たんだって。

聞いた瞬間に速度をちょっと緩める。
一時停止はしっかり停まる。(当たり前です)
目的地までのナビゲートを聞きながら、狭い山の道で交通違反がないように気を使いました。🤣

家屋調査のプロ

まずは現場近くの支所に向かい、熱中症には気をつけてくださいねとペットボトルの水を支給される。

そして車で調査対象の地域まで移動し、そこの銀行の駐車場などに車を停めて歩いて近隣住民が住む地域へ移動。

1軒1軒を尋ね歩いて、困っていることがないか聞いて回るのですが・・・。

Aさんの手際が良い。🤣
トークのやり取りも手慣れた感じがする。

だって・・・プロだもんなぁ。

汗をかきながらの肉体労働を想定していたけど、まさかのちょっと歩いて話を聞くだけとは。(それもきっと大事な仕事のはず!)

それでも、被害にあわれて数日経って、新たな悩みとかがないかを聞いて回るお仕事というのも貴重なものだなーと思いました。

「ここはすぐそこまで水が付いたけど大丈夫だった」とかおばあさんから聞いて、それは怖いなんて思ったけど、自分たちが回ったところは自宅で困ってるっていうのはあまりなかったように思います。

洪水で道路に溢れたゴミなども綺麗に整理されていました。
道路や川にはまだまだ土や瓦礫、ゴミなどが散乱してましたけどね。

観光じゃないので写真をパシャパシャと大量に撮ったりはしていないです

しいたけ丼

作業が終わり、みんなを関市の市役所に届けたあとは、またちょっと戻って道の駅「平成」に行きました。

この写真は洪水の1年後に撮ったもので使いまわしw

ボランティア活動のあと、道の駅「平成」で復興祈願として「しいたけ丼」を食べましたよ!
写真を見たら分かるようにしいたけはこの辺りの名物です。

子供の頃は大の苦手だったのに、今では「しいたけ」大好きなんですよねー!

しいたけ丼とか分からんビジュアル

名古屋も何度かどしゃぶりに見舞われましたよ?
これからの季節、水害や熱中症には要注意ですね!

#エッセイ #ボランティア #写真

#岐阜県 #関市 #上之保 #津保川 #豪雨 #洪水 #河川 #氾濫

#警察官 #角スコップ #はじめて #V字

サポートいただけると喜んで活動するタイプです。どうかよろしくお願いいたします。(^o^)