防災の日。ローリングストックに、ひと工夫したいこと。

今日は9月1日、防災の日。ローリングストックの必要性をさらに感じます。
ローリングストックは、ご存知の方も多いと思いますが、簡単にいうと、「食品を保管し、賞味期限までに食べ、その後補充することで、災害時に備えること」です。

このローリングストックを、各企業が工夫を凝らしています。3ヶ月ごとに入れ替え商品を届けたり、期限が近づくと回収して新しいものを届け、回収したものは飢餓地域に届ける、または、開封してそのまま飲める乳児用ミルクがあるようです。

これらの共通点は「手間を省く」こと。まさに、日経ビジネスで昨年頃に特集されていた「面倒くさいを狙い撃て」の視点です。

記事にある、液体ミルクの例は、「利用方法の手間」です。他の事例は、「買い替えの手間」です。この、買い替えの手間においては、もうひと工夫あれば、なおよいと感じました。

まず、買い替えのサイクルは人によって違います。買い替え時期までに食べ切れるために、消費者が計画的に、「いつ」「どれぐらい」食べるかを考えなければなりません。この「いつ」「どれぐらい」食べるかに、栄養の情報を提供してはいかがでしょうか。

例えば、カップ麺であれば、どんな食材や一品を加えれば、一日 に必要な野菜やビタミンが摂取できるか、などの情報を商品とセットで届けることです。さらに、飽きがこないように、美味しい味の組み合わせも提供すれば、おいしく、かつ健康的にカップ麺を期限内に食べ切れそうです。

防災時は、食品の入手が困難になることがあります。食品の「量」の確保だけでなく「質」にもこだわって、備えをしたいものです。

#COMEMO #NIKKEI

不定期ですが、生活の質を高めるための情報を書いています。