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鬱(燃え尽き症候群)の症状:極端なネガティブ思考〜自分の日記より〜

今から約2週間前のかなりどん底だった時の自分の文章を振り返る。鬱と言ってもどれくらいの期間、どれくらいの強度で無茶をし続けたか、そしてその個人の元々のストレス耐性などの色々な要素が絡み合っているから、人によって全然症状は違うと思う。でも、自分の感覚をこの日記に残していた文章を手がかりに伝えたいと思う。内容は意味がわからないところにちょっと言葉を補足しているだけで、ほぼそのまま。

2023/05/28(日)

父さんと話していたら、涙が出てきた。「悩んでても24時間やし、楽しく過ごしても同じ」「全てに全力は無理」「100点満点ばっかりじゃなくて良い」わかっているのに。頭の中では。自分で自分を攻撃しなくていいのに。頭の中では理解できているつもりなのに、自分の思考と行動がそれと逆行するのが信じられない。

変な劣等感から、いくら努力しても足りない気がして。自分が無能過ぎる。頑張れないとまた自己嫌悪。ギアの下げ方が分からない。やりたいこと楽しいことの感覚が鈍い。先に行こうとしてるけど、前進出来ない。

「しゃーない、もうええわ」でええやん。父さんはそう言う。わかる。でも、バランスの取り方が下手。自分の中での理想が高すぎる。それとのギャップに打ちのめされる。思い込みが激しい。他の人からみたらそんなに酷くないのかも知れないけれど、自分を卑下し続ける。時間経つの早いなあ、機械的な生活してるからかな。

今日なんかもう、卒論の脚注入れる作業とか、意味わかんないもんなあ。最初から入れるのわかってるんだから入れながら書くでしょ?バカなの?ほらこうやってまた自分を悪く言う。すぐリール見て時間無駄にする。危機感は膨らむ一方、その割に集中できない。

※脚注を入れる前に本当は少しずつリストの体裁を整えておけば良かったけれど、忘れていた。それに気付いて、絶望していた。

※この電話で、泣きながら部屋で立ち尽くしている自分を客観視して流石にヤバいと思って実家に一週間帰った。でも、実家に帰っても約一週間ほぼ毎日16時間くらい寝ているだけだった。

※この下の日記は、実家から飛行機で京都に戻ってきた日に携帯で書いていたもの。おかしすぎる自分の状態にパニックで、文章に書いて目で見える形にして少しでも落ち着こうとしていた。

2023/06/08(木)

鬱?燃え尽き症候群?適応障害?過眠?

実は3月の半ば(就活が終わった直後)に、「人と話したくない」と感じ始めてからずっと感覚がおかしい。忙し過ぎて自分の手から少し溢れてしまうようなスケジュールのあとで、休みたかったからペースダウンしたら、そこから一気に崩れて行ってしまった。なんだか、腰が重たくなった。自分の大好きな友達と一緒に過ごすことも、趣味も、勉強も、全部。人と会う用事があるまでは特に何も出来ないまま過ごす日が増えた。

4月になると学校が始まった。学校の授業とかでももっとたくさんの人と出会うようになった。普段の自分ならテンションが上がるはずなのに「人と話したくない」は続いた。ただ、そんなことを言っていたら話にならないから、自分に「普段通り話してたら楽しいはず」と言い聞かせていつも通り人と関わった。

でも、人と会った後に圧倒的な疲れが残ることが何度もあった。波長が合わないなあと感じる人だからとかじゃなくて。そこから、人と会うのがもっと辛くなっていった。だから、そんな時に無理して人と会わないで、自分の好きな趣味にでも時間を使おうとしたけれど、趣味への熱も冷めてしまったようで、卒論に集中しようとした。

でも、頭が回っていないのか頭が悪いのか、思うように全く進まず。友達は賢いからササっと最低限の努力で効率良く完成させられるタイプが多い。だから自分にもできると思ったのに、出来なかった。その現実を突きつけられるとどんどんと自分が無能な感じが増幅して行って、卒論に取り組むのすら辛くなって来た。何もかもが楽しくなくなって、倦怠感と絶望感に苛まれる感覚を覚えるようになった。

1人でこの変な状態から抜け出そうとして、あまり人と関わらないようにしたり、実家に1週間帰ってみたりした。けど、状態はどんどんと悪化する一方。今まで通り連絡してくれる友達の誘いも何かと理由をつけて断っていたら、どんどんと友達がいなくなっていくような感覚すらある。世界との隔絶感。普段なら友達に遊ぼうよって声かけられるタイプなのに、今はとてもじゃないけど大学一年生のころからの親友くらいにしか声をかけられない。(それすらも辛うじてって感じ)

考えたい(悩めなくなるくらい悩んで立ち止まりたい)時期なのかも知れない。前(留学後の燃え尽き症候群の時)も完治する前に耐えきれずに走り出してしまった感覚がある。人生の大きな転換点を迎えている気がする

気付いたら自分の「したいこと」と「した方がいいこと」がごっちゃになってしまっている。今まで「自分は一体は何がしたいか」なんて考えることなく気楽に幸せに生きて来た。この過去1年半の間が「これで良かったのか?」と感じてしまっている自分がいる。

生真面目に与えられたことをやってその中で生まれた空き時間には好きなことを目一杯してそれですごく満足して来た今までだったけれど、自分で本当にやりたいことに素直に生きている感覚が薄い。コントロール感が薄い人生。

まだ定まらない自分。腰を据えて頑張らなきゃ結果なんか出ない厳しい世の中(勘違いではないと思う)で、24歳を目前にしてまだふわふわしている。

周りから馬鹿だと思われても良いし、むしろその方が親しみやすいはずなのに変なプライドが邪魔している。アダルトチルドレン?

最近は余裕がない。各方位から焦りの波が押し寄せてくるかのよう。自分の荷物は札幌大阪京都に散り散りだし、次は春から東京で働くからそこに引っ越すし。週に5日働く生活をし始めたらもうこんなにのんびりした時間もなかなか取れないのか、とかも思う。そう考えると今の時間はとっても貴重で一秒たりとも無駄にはしたくないけど、なにしてんだろ、この発想が毒。

「焦りながら何もしない(出来ない)罪悪感のある時間」が多い。自分でも言い訳して現実逃避してるだけなのか、ほんとに何が変なのかわからないのが一番怖い。けど頑張ろうとしても力は入らない。

普通の生活を忘れてしまった。足るを知らねば。なんでもハイスタンダードが当たり前で感謝出来なくなっている自分がいる。学校の課題をどれだけの質と速さで出来るか、外食で美味しいもの食べること、自分の服が全てひとまとまりに手元にあること。友達との会話でもなんでも期待が膨らみ過ぎた。

勉強の合間の息抜きの仕方だって、留学中のあのストイックな生活を経て完全に忘れてしまった。このまま何にも興味がないままだったら、人生が終わる。回復するまで待つって言ってもなかなか難しい。

1日が長い。早く終わって欲しいようで、早く終わって欲しくない。もうここまで来たら割り切って1人でなんでも楽しんでしまった方がいいかもしれない。世界の終わりみたいな感覚。

いつも、自分は友達に連絡を飛ばす時はイキイキしている。それをやれば少し明るくなれるかなと思った。でも、それも今は効かないみたい。

2023/06/23(金):17:45〜

振り返ってみると馬鹿みたいだけど、この時は大真面目にこんなことばかりが起きている間ずっと頭をぐるぐるしていた。鬱って甘えじゃなくて病気なんだって認められない限り、この闇からは抜け出せないんだろうなぁと思う。だから、こんな「なんかおかしいな」と思う瞬間があったら、なるべく早く助けを求めた方がいい。自戒。

今辛い方、こちらも是非!


僕のnoteを読んでくださって、ありがとうございます!お金という形でのご支援に具体的なリターンを提示することは出来ないのですが、もしサポートを頂いた際は、僕自身の成長をまたnoteを通して報告させていただけるように頑張りたいと思っています。