前回はBTC概論と称して、なぜBTC(Business、Technology、Creative)がいま必要なのかをビジネスの変化から説明しました。
#1の所感にも記載しましたがこの本はこの第4章からが面白いです!
デザインってよく分からない
と思っている人が多いかもしれませんが、
・ビジネスにデザインをどう活かすか
・そのためにはどうすれば良いかが
が詳細に分かり易く説明させています!
文字数:約5,100
参考図書
第4章 BTC型人材へのファーストステップ
4-1 ★BTCへの入り口
4-2 ★n=1のリサーチ
4-3 ★プロトタイピング入門の入門
4-4 ★プロトタイプをどう活用するか
4-5 ★センスを鍛える「付箋トレーニング」
4-6 ★整理術としての「たす、ひく、みがく」
4-6 ★アイデアを展開する「モノとモノサシ」
4-7 ★思考をストレッチする「デザインフィクション」
4-8 ★学びの心構え「4つのA」
第5章 デザインドリブンプロジェクト
5-1 新規事業へのBTCの活かし方
5-2 アイデアは「Day1」から考える
5-6 成功するプロジェクトに共通する4つのポイント
<#2BTC 珠玉のテクニック集の所感>
今の自分が
「ビジネス(B)寄りなのか」
「エンジニア(T)寄りなのか」
と考えて、そこにどうデザインを掛け算していけば良いかを4-1 BTCへの入り口で丁寧に説明してくれているのが良いですね。
しかも、
「センスとはジャッジの連続であり、
センスがないとは自分の好みを整理できていないだけ」
という説明に驚愕してしまいました。
私自身全くセンスはないな、と思っていましたが、自分の好みを確固たるものとし、それをプロダクトに一貫性を持って吹き込めば立派なセンスの塊になると自信を持つことができました。
それ以外にもついつい真面目にこじんまりと考えてしまいがちな思考をストレッチする方法も目からうろこでした。
良い本に出会えました!