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今年のドラフト方針が明らかに!?【中日ドラゴンズ】

 いよいよドラフト会議に向けての動きが最終局面に入ってきました。6日、立浪和義監督がスカウト会議に参加され、メディアを通して具体的な指名候補選手の名前が飛び出しました。

 今年度のドラフト方針が徐々に明らかになり、一体どの選手を指名するのか楽しみになってきました。

強打の野手

 シーズンが終了したとはいえ、立浪監督が異例の現地視察をしたのは立教大・山田健太さんと中央大・森下翔太さんです。両選手とも長打力が武器の野手で、ドラフト1位候補選手です。

 今年も課題となった打撃陣を強化したいという思いが伝わってきます。他球団と競合する可能性はありますが、大型野手の獲得を最優先事項にしている可能性は高いでしょう。

 山田さんであれば、二塁手ということもあり、二遊間の底上げに繋がります。

 森下さんであれば、福留孝介さんや平田良介さんなどが退団して選手層が薄くなった外野手を補強することができます。

 どちらの選手も中日の課題を解決する選手として、1年目から活躍が期待できる選手です。競合覚悟で挑む価値は大いにあります。

即戦力投手

 また、立浪監督は即戦力投手獲得にも言及しています。大野雄大さん、柳裕也さん、小笠原慎之介さんの3本柱に加え、松葉貴大さん、高橋宏斗さんなどが活躍しましたが、先発ローテのやり繰りが苦しそうな時もありました。

 昨年のドラフトで獲得した投手は石森大誠さんだけ。今年のドラフトでは複数の投手獲得が必須です。

 現状、白鴎大の曽谷龍平さんと東芝の吉村貢司郎さんの名前が挙がっていますが、富士大の金村尚真さんや立教大の荘司康誠さんなども即戦力投手として期待されています。

 今年の戦力外通告では、育成選手を除けば全員右腕でした。即戦力、そして右腕という事を考えると、吉村さんを指名する可能性が高いようにも思えます。

現状の課題とチームの未来

 また、捕手の獲得にも言及しました。昨年のドラフトで花咲徳栄高の捕手・味谷大誠さんを獲得したばかりだったので、この発言には少し驚きました。1軍で経験を積んでいる21歳の石橋康太さんもいます。

 将来有望な若手捕手はいますが、さらに層を厚くしたいということでしょうか。その中で、名城大の野口泰司さんは強打の捕手として注目されています。栄徳高、名城大と愛知県に馴染みのある選手です。プロでも愛知県と縁があるのか注目です。

 他にも苫小牧中央高の斉藤優汰さん、誉高のイヒネ・イツアさんの名前も挙がっています。ドラフト会議当日、どのような指名になるかは分かりませんが、現状の課題とチームの未来を見据え、数年後に大成功と評されているドラフト会議になることを願うばかりです。

【参考記事・サイト】


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