しきたり、慣習をうちやぶる「お葬式パーティ」から考えたこと
上の画像はadobe fireflyに「お葬式、カジュアル、パーティ、明るい」って入れたら作ってくれました。しかし、このハット、明らかにおかしいですよね。
従来の慣習にとらわれないお葬式の形が徐々に増えてきているそうです。
「葬儀場などでお坊さんにお経をあげてもらい戒名を授けてもらい、参列者は喪服で」という形ではなく、「明るく送り出そう」という趣旨でガーデンスタイルの「フェアウェル・パーティ」を行うというものです。
先日、テレビで結婚式に黒いウェディングドレスがトレンドになりつつあるというのをやっていました。驚きましたが、ヨーロッパでは黒のウェディングドレスは昔は良く着られていて決してマナー違反じゃないということでした。
「冠婚葬祭」には、こうでなくてはならない、というようなマナーが存在します。マナーに外れたことをしてしまうと、白い目で見られたり恥ずかしい思いをしたくないですからどうしても無難に他の人がやっている通りにしようと思いがちです。しきたりに従わないというのは勇気がいります。
先日ランドセルについて書きました。
親にとっては、子供が小学校に行くにはランドセルが必要で、それが小学生らしさの象徴のようなものでもあります。
そんな中、もっと軽さとか機能を重視したリュックでもいいではないかという考えもあります。ワークマンが機能性を重視した低価格のランドセルを発売しています。
もしかすると、しきたり的なことに囚われてしまうと、自分の子供や孫には「こんなランドセル持たせたくない」って思うかもしれません。でも、軽くて機能的で、なんなら高学年になったら買い替えてもいいくらいの価格のカバンって子供に取ったら理想的かもしれません。
一概にどちらが良いとかいうことは言えないです。
ただ、じっくりと考えてみてもいいと思うのは、「誰のためなのか?」を問い直してみることです。
お葬式は、故人のためにするのか?それとも、家族、参列者のためなのか?
ランドセルは、親のため?子供のため?
ウェディングドレスの色は?
そういう問いを立てることが自由な発想や楽しさを生むヒントになるのではないだろうかとお葬式パーティの記事を読みながら考えてしまいました。
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