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ガンプラに標的にされた(かも)?

1980年代のガンプラのブーム。当時、私にとってそれは夢の存在でした。近所のおもちゃ屋ではいつも売り切れでしたし、そもそもそんなにお小遣いももらってなかったのでお店にあったとしても買えませんでした。友達の家で指をくわえて眺めたガンプラたちをよく覚えています。

私はこれまでの人生において一度もガンプラというものを作ったことはありませんでした。といっても、不器用なこともあってプラモデルをうまく作れたことがないんですよね。だから自然と興味も薄れてしまいました。

日経新聞に高級ガンプラの売上が伸びているという記事がでていました。

この記事を読んで正直すごくそそられました。ガンプラ、作ってみたいです。

同じ思いを抱くバブル世代や団塊ジュニア世代って多いんじゃないでしょか?

まさに、「大人買い」の消費者行動です。

ウィキペディアにも、大人買いの心理として”子供時代に貧乏で買ってもらえなかった恨みを自分で埋め合わせしようとする動機、子供時代への郷愁などが考えられる”とあります。

「プロ野球チップスの箱買い」なんかも同じかもしれません。

子供の時に消化不良に終わった思いを達成させたい「大人買い」市場はまだ掘り起こせば見つかるかもしれません。

特筆すべきは、本来の価格設定から大きく上回ることが可能になることです。

お金を持っている大人をターゲットにするわけですから、ガンプラのパーツ数は1000個を超えて、LEDを使ったサーベルなど、かなり本格的になっており、価格も1万円以上するそうです。

完成したらむちゃくちゃカッコいいんだろうな、と思います。

「ガンプラを購入するべきなのか?」

すこし考えました。

結論として、現時点では思いとどまることにしました(思いとどまれました)。

「凝り性」と「飽き性」が混在する私の性格上、一度手を出すと沼にハマるか、途中で飽きるかのどちらかしかありません。どちらにしてもあまりいい結末にならない(前者は家族に呆れられる、後者は家にガラクタが増える)ような気がしてしまったからです。

記事にもありますが、作り方の動画が公開されたりしていて初心者でも作りやすい環境になっているそうです。

プラモデルの市場は、2022年で630億円。おもちゃ市場全体の中でも伸び率はかなり高いそうです。

あまり思いを膨らませると衝動買いに走ってしまいそうなのでこれ以上考えるのはやめときます。


#日経COMEMO #NIKKEI

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