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本の棚 #1 『◯に近い△を生きる』

『◯に近い△を生きる』

〜「正論」や「正解」にだまされるな〜

鎌田實

タイトルを見たとき、衝撃が走ったのを

覚えている。

ここ数年あれこれ考えていたことの

「まとめ」を簡潔な一言で表現された。

いや、されてしまったのだ。

本の帯にはどこかで見たことのあるおじさんの

写真があり、最近書かれた本かと思ったら

なんと2013年出版。。。

ただ...読書のいいところはこれなんだ、と思う。

著者が何十年という濃密な人生を生きてきた

なかで絞り出したそれはそれは濃厚なことばを

どこかの若造(私みたいな)が

「これだ!」と受け取ることができる。

本当に感謝したい。

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◯でもない×でもない生き方が人を引き寄せる

◯か×かで判断することは簡単で時間がかからない。

効率性、生産性を求められるなかで、◯と×の間に

ある△は時間がかかりすぎるのかもしれない。

今はもう△の生き方の時代。

◯と×の間にある△についてもっと議論して

「素敵な△」を見つけ出すことが結果的には

いい方向に進む。

もう◯も×もつならないのだ。△を突き詰めた

ところにおもしろさ、ワクワク感があるはず。

△に生きる生き方=別解力のある生き方

ある時代に信じられてきた正解らしきものは...

もうどこにもない。

ホリエモンも近畿大学の卒業式のスピーチで

「レールの上を走ってきた人生は終わりです」

って言っていたな。

それでも我々の親世代が通った道を「正解」

のようにしてなんとなく過ごしている。

それでも生きていけるけどなんか違う。

さぁ自分の、自分たちの別解を考えて行動に

うつそう!


誰かに寄りかかる勇気をぼくはいつも持っている

寄りかかられている人も「またかよ〜」なんて

言いながらどこかあったかさがあるんだろうな。

自分ができなくても他の人の力を借りればできる

ことは山ほどある。

自分の無力さを認めて、人の弱さを受け入れて

それでいて人の温かさを信じる。

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こんな感じのnoteをスタートする。

自分の△な生き方は自分で決める。

#読書 #本 #エッセイ #ライフスタイル



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