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本の棚 #100 『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』
喜多川泰

ぼくは自分で言うのもなんだが

「運がいい」と思っている。

特に人との出会いについては

どこに行っても「いい出会い」がある。

京都の高校での出会い

高知の大学での出会い

仕事を始めてから大阪→札幌→横浜

そして現在長期出張中の鹿児島。笑

どこにいっても感動的な出会いがあって

その都度成長させてもらっている。

これが例えばずっと地元にいる人生を

選んだとしたらどうだろう?

それでもいい出会いはあるだろうけど…

数は少ないだろう。

どんな人に出会うか

これは人生を大きく左右することだと思う。

そんな出会いにまつわるストーリーだ。

喜多川泰さんの本はこの他にも

たくさん読ませて頂いていて

どれもあっという間に読み終わる…そして

いつも感動して涙腺が崩壊する。

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「あなたにとって居心地のいい場所は、まわりの人があなたに何をしてくれるかによってじゃなくて、あなたがまわりの人のために何をするかによって決まるの。」

自分が源、ということ。

まわりがどうのこうの言ってるうちは

実は自分は周りのために何もできていないことが多い。

まわりが何かをしてくれても

すぐにそれを「当たり前」と認識する。

父さん、母さんの温かさは

決して当たり前ではないと自分が父親になってようやく気づく。

そんなもんだと言われたらそうかもしれない。

でも当たり前ではなく、有難いことなんだと

できるだけ早く気づくことで

人生の居心地は変わるかもしれない。

「人間はね、いや、人間だけと言ってもいい
、誰かの喜ぶ顔を見るために、自分のすべてを投げ出すことができるんだ。」
  

これだけ生き物が存在する世界で

なんで人間だけなんだろうか、

母性本能的なやつは動物にもあるけど

誰かの喜ぶ顔が嬉しい、てすごい能力だ。

人の役に立って、人が喜ぶことをする、

それが仕事だな。

喜ぶ顔のバトンを繋げていけば

いい循環になって、みんなが嬉しい世の中になる。


「信頼の反対は管理。そして、『待つ』の反対は結果を求めること。」

信頼すること

待つこと

果たしてできているだろうか?

特に自分の家族に対して。

子どもに対してなんやかんや

チクチク言ってしまいそうになる。

でも思い返せば、ぼくの両親は

信頼してくれて、待ってくれていた。

たまに実家に帰ったらいつもどおり

迎え入れてくれた。

何か特別なことをするわけではなく

いつもどおりだったのが記憶に残っている。


「答えは、命の有限性を今以上にはっきりと感じていたからじゃ。使命とは文字どおり、自らの人生を何に使うのかということを自分で決めることだ。」

使命を見つけることに

焦る必要はないと思う。

けれども、いつかは見つけて

自分の人生を使いたくなるような何かを見つけて

そんな時間を過ごせたなら

それはその人にとってとてもいい人生だ。

「人生とは誰と出会うかで決まるのです。」

賛成だ。

誰と出会うかは選べないことが多いけど

ぼくとしては、動けば動くほど、

いい出会いがあったから

やっぱり動くことをおすすめしたい。

そしてぼくはこれからも動き続けたい。

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#読書 #推薦図書 #生き方 #人生

#責任 #出会い #旅 #喜多川泰

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