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身体感覚を利用してネガティブな感情をやり過ごす【セルフ・コンパッション】

怒りや悲しみなどの否定的な感情は、私たちの心に大きな影響を及ぼします。

私たちの脳はどうしても悪い面を強く捉える傾向があります。どんなにポジティブな人でも、頭の中で苦しい気持ちや葛藤について何度も焦点を当てて反芻してしまう傾向があるのです。

そして、反芻傾向の強い人は抑うつや不安症に悩まされる確率が高いと言うことも研究で明らかになっています。

この反芻のループから抜け出すために、マインドフルネスとセルフ・コンパッション(自分への思いやり)が大いに助けとなります。実際に、セルフ・コンパッションを実践している人は、否定的な感情を抱く頻度がそうでない人よりも明らかに少ないということが分かっています。

今回は、否定的な感情に対処するための具体的な方法として、身体感覚に焦点を当てることの有効性についてお話しします。

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