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過去に何があろうと、人は幸せになれる。

「性格は生まれつきなのか、それとも育ちによるものなのか」という疑問は、心理学の世界で長年議論されてきました。

双子を対象にした研究などの追跡調査により、この問いに対する答えが徐々に明らかになっています。

現在のところ、うつ傾向や知的能力などの性格的特徴に関する研究では、遺伝が性格に与える影響は30~50%であると示唆しています。

この結果から、環境と遺伝子、およそ半々が性格に影響するであろうということが、現在の主流の説となっているようです。

また、子供時代は環境の影響が大きいものの、成人するにつれて遺伝の役割が増していくことが分かっています。

この事実は筆者を含め、暗い子供時代を過ごした人にとって救いになるかもしれません。

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