マガジンのカバー画像

南里ラクトの稽古レポ

11
制作を手伝ってくれている芸人「南里ラクト」の稽古場レポです。
運営しているクリエイター

記事一覧

南里のエンニュイレポ⑪「貴方自体がそのまま貴方を肯定できるように」

畳は香りもいいが、一番好きなのはその網目にそって脚を滑らせるときのあの感触。心地よい摩擦…

7

ラクトのエンニュイレポ⑩「『Let It Be』だけ残して解散することはできるけど」

前置きとして述べておきたいのは、これを書いている俺の精神状態が3月半ばに一度ガタついたと…

2

南里のエンニュイレポ⑨「集合離散型の演劇を求めて」

エンニュイレポ 集合離散型の演劇を求めて 別れた二つのグループはそれぞれ演出を進めていく…

1

南里のエンニュイレポ⑧「Pink Floydの『Atom Heart Mother』的な楽しみ方」

エンニュイ3月稽古レポ 初回公演の千秋楽からつかのま、始まった3月公演の顔合わせとエチュー…

4

南里のエンニュイレポ⑦「結んで開いたアブストラクトレポ」

エンニュイは出演者と演出家が経費折半で行われている。という生々しい書きだしではじまるこの…

2

南里のエンニュイレポ⑥「空間全体が演者によって伸縮する様」

2021年2月22日 2月公演では、過去のクレオパトラの単独内の設定やセリフと演者の実体験もベー…

1

南里のエンニュイレポ⑤「汲み取り縫い合わせていく」

2021年2月16日-18日 今回の演劇では長谷川さんは演出を進んで行うわけではなく演者たちが出したアイデアをいったん全て受け入れて、後ほど構成を整えるという立場をとっている。 持続可能な演劇システムとしての演者中心主義の演劇を行うことは、一方的な舞台監督のイメージを完全に押し付ける事よりも複雑だと思う。 自分の意図を演者個人が表現することから汲み取り、縫い合わせていく。 コミュニケーションの取り方も、より難しくなると思う。 また、演者も同様に自分の役割として演技に徹

南里のエンニュイレポ④「ハム入りミニロールパン」

2021年2月4日稽古4日目 今回の演劇の性質上、雑談から芝居に入ってくため、そのグラデーショ…

3

南里のエンニュイレポ③「脚本あり初日」

2021年2月3日 稽古3日目 3日目から台本を用いての稽古が始まった。普段の会話から徐々に演…

3

南里のエンニュイレポ②「ぷよぷよ」

稽古レポ 2日目 2日目の稽古はエチュードを中心に行われた。 自然な会話の中から徐々に芝居…

5

南里のエンニュイレポ①「挨拶」

はじめまして。 書き手は生まれてまもない、まだぬめりけを帯びているほどの若手芸人、南里亮…

10