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純ジャパの私がIELTS8.0とった英語学習歴

前回の国際協力で必要な語学力と特に仏語勉強法を語った記事が好評でしたので、今回は私の英語学習歴を共有したいと思います。いわゆる純ジャパの私ですが、英国留学前IELTS7.5を獲得し、その後英国大学院留学を経て、IELTS8.0をとることができました!

前回の記事を見ていない方はこちらからどうぞ!

*IELTSとは主にイギリスやオーストラリアの大学・大学院留学に必要な英語力証明のための試験です。アメリカの場合はTOEFLを受験する場合が多く、IELTS8.0はTOEFL iBTの110~114点と同等をみなされるようです。これは、英語圏の大学院で学位を取得したり、英語で仕事をしたりするのに十分なレベルの英語力です。

前提:誕生から高校まで

私は最寄り駅まで車で30分程かかる日本の片田舎で生まれ育ちました。教育熱心な母親でしたが、小さい頃から英会話に通ったということはなく、中学生になるまで、他の生徒と同じように小学校にALTがたまに来て軽い英語のアクティビティを行うくらいでした。

中学生になり、自分の出身市と姉妹都市であるアメリカのある市に約2週間程度ホームステイをする機会を得ました。当時は英語は片言で、ホストファミリーとはグッド/バッド等ジェスチャーで表現してコミュニケーションを取るような英語力でしたが、ホストファミリーはすごく丁寧に接してくれました。これが私の英語学習の原体験となっています。

アメリカに行ったことで、自分が住んでいた市以外の社会や文化があるという気づきもありました。その頃から、将来は海外に留学したい!という気持ちが強まりました。高校は地元も公立高校に進みましたが、大学は英語が強い大学を受験しました。

英語学習に最も時間をかけた大学時代

大学入学を機に上京し、1年次から大学で英語のリーディング・リスニングの授業をとりました。入った時から、大学の交換留学制度を利用して海外留学をしたいと思っていたので、TOEFL iBTの勉強等に多くの時間を費やしました。授業の後に図書館で閉館時間まで勉強していたこともよくありました。入学時には、周りの人々と同じくらいだった英語力が1-2年生の間で大きく伸びたと思います。

2年次にTOEFL iBTを受けて、留学の合格点80点以上をとれたことを覚えています。この時、TOEICの試験監督のバイトもしていて、気軽に受けたTOEICでも990満点中945点をとりました(笑)

挫折を味わったオーストラリアでの留学

大学の交換留学制度を利用し、オーストラリアの大学に1年間留学をし、自分の専門分野のコースの単位を取得しました。初めての長期海外生活で気分は舞い上がっていたのですが、まず大学寮での友達づくりに苦労しました。現地のイケイケオーストラリア人は会話やノリについていけなかったですし、「あなた何言ってるのか分からないよ!」と言われて、ショックを受けたこともありました。また、授業も英語で自分の専門分野を学ぶという、英語が目的ではなく手段になり、議論で全く発言できない日々が続きました。日本では英語が得意だった自分の英語力が、英語圏では通じないことが分かりました…

一方、海外バックグラウンドや日本語を学習しているオーストラリア人との親和性が高く、交流を深めました。試験で悪い点数を取った後は、必死に勉強し結果的に試験で70-80点くらいをもらい単位を取得した気がします。議論には相変わらずついていけませんでしたが…

オーストラリアの留学を経て、英語力はぐんと伸び、その後受けたTOEFL iBTでは102点をとることができました!その後の大学生活も英語でインプット・アウトプットをする機会を最大化し、大学卒業辺りには自信を持って英語で自分の意見を言えるようになっていたと思います。

英語から仏語へ、そして英国大学院へ

大学卒業後、仏語圏で仕事を始めたことをきっかけに、語学学習の中心も英語から仏語へと変化していきました。しかし、仏語圏でも英語を母語とする外国人も多くいたため、2年間の仏語圏生活の中でも、英語話者と話すことで、英語力はキープされたと思っています。

2年後、英国大学院に行きたいと大学卒業時から思っていたので、IELTSの勉強は継続していました。私の住んでいた国では年に2回しかIELTSが開催されなかったので、それに合わせて問題集を解いていました。確か2回受験し、2回目で目標であったIELTS7.5をとることができました!これにより、英国大学院に必要な英語の資格を獲得しました。

その後、英国大学院で1年留学をしました。オーストラリア留学時に議論について行けなかった屈辱があったので、イギリスでは積極的に発言し、議論に参加することに努めました。そのための予習・復習・友人との勉強会にも積極的に参加しました。結果的に、イギリス大学院留学を通じて、オーストラリアで感じた英語母語話者に対する劣等感やコンプレックスは無くなったように思います。

英国大学院を経て、IELTS8.0獲得!

大学院修了後、すぐにIELTSを受験しました。そこで過去最高得点であるIELTS8.0を獲得することができました!当時、25歳だったと思います。大学院を通じて、スピーキング等分かりやすい能力だけではなく、エッセイや論文を書くことでライティングが特に伸びたと思います。

IELTSとTOEFLの受験料は一回約2万5千円と高額なので、おそらく今までに25万円以上は費やしているのではないかと思います…学習や留学の機会は経済格差に拘わらず平等に与えられるべきだと思うので、色々と思うこともありました。

なので、今後必要に駆られなければ受験することもないかと思います!しかし、今までの人生の中で語学学習は最も力を入れたことの一つで、自分の中の成功体験にもなっています。今後も語学学習に苦手意識を抱くことはないでしょう。

リクエストがあれば、実際に使った教材や利用したオンライン英会話等詳しい学習方法を共有しようと思います!

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