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時間が足りないなら買えばいい

 こんばんは。細かいことを考える時間が大嫌い、いづつです。「生活について語ってみる」マガジンを新設しました。生活の効率化って、仕事の効率化とほとんど考え方が同じなのですが、とっつきやすさが少し違うかなと思いまして。

 どうも「時間がない」と言って忙しくしている人が多すぎると思う。東京だけでしょうか。他の都市でも同じでしょうか。そんなに時間が惜しいなら買ってしまえばいい、という話をしたくてこれを書いています。サラリーマンたちとビジネスマンたちの違いはどこにあるのかという話に繋がるものでもあります。

■まずは時間が有限であることを認識せよ

 サラリーマンは寿命の一部の時間を労働に変換し、会社に提供して対価として給料をもらいます。より単純に言い換えると、みなさんは寿命を売っています。しかしよく考えてください、寿命って有限ですよね。しかも自分の寿命は重病にかかって余命を宣告されない限り予想できないので、短いと明日や今日かもしれません。とても大事なリソースなので、時間の売りすぎはとてももったいない。ましてや何十年も1つの企業に安く提供するようなバーゲンセールなんて絶対にしてはいけません。

 一方でマネジメント側に立つビジネスマンはどうかというと、時間を売る側ではなく買う側の人です。従業員を雇うとか外注するとか、実質的には他人の時間を買っています。自分の時間を使うより、そのほうが効率的だと判断しているのです。

■みんな日常的に他人の時間を買っている

 そんなの稼げる人の特権だと思いますか。いいえ、違います。実は誰だって、同じことをやっています。

 例えば外食。ガスト、サイゼリヤ、松屋などなど、安い飲食店がたくさんある。家で自分や家族のぶんだけ食事を作るより、多人数のぶんをまとめてルーチンワークで作るファミレスのキッチンのほうが効率的。こうやって自分より上手に時間を使える人たちの時間をお金で買ってしまうのです。食材を調達する時間、調理する時間、皿を洗う時間、ごみを捨てる時間を買って、それらをすべて自分のために使えます。

 料理が好きな人は、その人にとって時間の有効活用なのでそのままでいいです。

 他の例を挙げるなら電車移動。自力で20kmくらいを自転車で移動したら凄まじく時間がかかりますが電車ならあっという間。運転士、線路や車両の整備士、運転状況の管理者などの効率化された運営によって、このくらいの移動を数百円という破格で実現しました。そりゃ鉄道会社の従業員の時間を買いますよね。浮いた時間に加えて、移動中の車内の時間すら自分のために使えます。私も電車の中でこのnote原稿を書いていますが、これがマイカー通勤の運転中だと何もできません。

 エクササイズが楽しい人や、ドライブが好きな人は、その人にとって時間の有効活用なのでそのままでいいですよ。

■家事を自分でやるのは当たり前ではない

 同じように他人の時間を買うことをもっとすればいいのに、しないで苦しんでいる人たちのなんと多いことか。しかもそういう人たちは苦しい中で頑張っている自分を高く評価しているから始末が悪い。

 雑用の仕事が多すぎるなら個人で事務アルバイトを雇って投げましょう。育児疲れするくらいなら疲れを感じた日だけでも託児所に預けて昼寝しましょう。夕食を作るのが面倒くさいならUber Eatsを使いましょう。

 世の中便利になったもので、生活の中でアウトソーシングできないものはほぼありません。「お金がもったいない」「節約だ」と言ってこれらをぜんぶ自分でやると、休息する時間すらなくなり、平時のパフォーマンス全体が悪くなり、結果的に収支が悪化します。「時間がもったいない」という思考転換を今すぐしてください。

■実践しよう

 時間の使い方が上手い人というのは、他の時間の使い方が上手い人の時間を買っています。全員が自分の得意なことに集中してお互いの時間を買い合うようになると最高に効率のいい社会が出来上がる。だからトップクラスのビジネスマンたちは「好きなことだけやれ」「睡眠はちゃんととれ」と言うのですね。これを妨げるような価値の低い習慣は、どんどん切り捨てましょう。

 そう言う私もある程度実践しているおかげで、平日は毎日3時間以上オンラインゲームをし、7時間くらいの睡眠を確保しています。まず、食事はすべて外食。ちゃんと野菜も食べているので、自宅の料理よりよっぽどバランスいいですよ。そしてアイロンがけの時間を省くために、顧客訪問のない日用にシワにならないやや高めのシャツを買い、ピシッと決めるためのシャツは24時間対応のクリーニング屋です。混むとわかっている時間帯の電車移動は自腹でグリーン券を買って座る時間を買い、やはり効率化のために買っておいたiPad miniでNewsPicksを読んだり、note記事を書いたり、メッセージを返信したり。こうやって価値の低い時間を極力減らしています。

 次に着手するとしたら掃除と洗濯ですかね。掃除だけならばルンバのようなロボットでもいいのですが、洗濯もやってほしいので、家事代行サービスのほうがいいかと思っています。最近の家事代行は1時間2000円くらいのところもあって、ある程度以上のサラリーマンなら自分の時給のほうが高いはず。それから、休日は非効率育児ルールを強要してくる常時イライラ状態の妻の相手で息つく暇もないくらい「時間が足りなくて辛い」状態です。子供の相手は幸せなのでいいのですが、問題は妻の相手。これもなんとかしたい。日本の育児休暇が浸透しない原因に「配偶者の相手が面倒臭い」をランクインしていただきたい。おっと、愚痴がエスカレートしてしまいました。

■時間が足りないなら買えばいい

 「やりたくない」「面倒くさい」「他の人のほうが上手くできる」みたいなことはどんどんアウトソーシングして時間を買いましょう。確保した自分の時間を自分が得意なことで満たせるようになれればベストですが、そこまで理想的とまでいかなくても「毎日時間が足りなくて辛い」みたいな状態から抜け出すくらいまでは、時間を買うという行動をとったほうがいいですよ。


Yoshiyuki Izutsu

https://www.linkedin.com/in/yizutsu/





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Yoshiyuki Izutsu

専門は、広くは化学、会計、組織論。深くは不均一系触媒。ややミニマリスト寄り。 https://www.linkedin.com/in/yizutsu/ https://newspicks.com/user/2177111

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