自信を持って、本は本屋さんで買おうと決めた話
年始、ついにあの流行り病にかかった。
症状は風邪と変わらなくてすぐに治ったけど、ちょっとした後遺症なのか?一時期、文書が読めなくなった。
Xの140文字くらいの長さなら読めるけど、note、ましてや小説なんて全然頭に入ってこなくて…
それで冬は読書から遠ざかっていたけど、やっと完全回復したのか、長い文章も頭に入ってくるようになって、久しぶりに読書がしたくなった。
家から徒歩圏内の本屋さんへ久々に行ってみたら、まだ終了する時間でもないのになぜか電気がついてなくて。
「あれ?今日休みかな?」と思って入り口に近づいてみたら
と、まさかすぎる貼り紙が😭ショックだ……
◆それまでは、本屋で本を購入する事に若干の罪悪感を抱いていた
ちょっと話は変わるけど、「節約法」を調べると、絶対「本は図書館で借りる(図書館には住民税も使われているため)」もしくは「古本屋orメルカリで買う」って出てくるじゃないですか?
私どれもできていなくて。
・古本屋
→そもそも近所にない
・図書館で借りる
→徒歩圏内に図書館はあるけど、読みたい!と思った本に限ってないことが多い。次順番が回ってくる頃にはもう熱が冷めていて、期限までに読み切れないことがある。
あとシンプルに返しに行くのが大変
・メルカリ
→図書館同様、届くまでの2〜3日の間に熱が冷めて、積ん読化することが多い
私は、
・本屋で気になる本を見つけたら、2〜30ページ立ち読み
・「読み切れそう」もしくは「続きが気になる」と思えたら購入
・続きを行き帰りの電車や、自宅で一気読みする
このスタイルが一番本への熱が高い内に読めるし、心に残る。
ただ、このスタイルの唯一のデメリットはお金がかかること。
「あぁ、この本メルカリで買えば300円なのに」
「でもメルカリで買ったら、また届くまでの内に熱が冷めるだろうし、やっぱり今買うか…どうしよう…」
と迷った末、結局高くても本屋で購入することが8割。文庫化前でも、これだ!!と思ったら買っちゃう。
読み終わったらメルカリで売るから少しは戻ってくるけど、そうやって新品の本を買うたびに、「自分って本当に節約できない人間なんだな〜」と若干の罪悪感があった。
でも!今回近所の本屋がなくなったの、結構ショックが大きくて。
本屋がどんどん減っていくのは、悲しい。
今はネットでも本を買えるけど、今の自分に合う本か中身を確認したいし、本屋に行かないと出会えなかった本との出会いを楽しみたい。
あと不思議なことに、仕事帰り疲れたときやモヤモヤしたとき、本屋さんに寄って、気になる本を少し読むだけでもメンタルが回復する。小説だけじゃなくて、雑誌でも実用書でも何でも。
そういう癒やしの場所がなくなることは、私にとって大きな死活問題だ。
今はまだ会社の近くの本屋さんは健在だけど…こっちまで閉店されたら本当に困る!
というわけで、今後は堂々と、本屋で本を買おうと決めた。本屋の売上に貢献してるぞ、という自信を持って。古本で買おうか…どうしようかな……とか考えるのやめよ。
お金は巡り巡るものだし、そこの本屋さんの売上だけじゃなくて、出版社や著者への売上にも貢献できるんだからね。
まぁ私が買ったとて大きな足しになるわけじゃないだろうけど、まずはできることから。
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余談だけど、本をよく読んでる時期は、noteに書きたいことが色々浮かぶし、今まで話がまとまらなくてUPできなかった記事も、上手くまとめられたりする。
長い文章を読むと、文章を書く方の脳の部位も刺激されるのかな?🤔
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