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”春を食べる” 山野草教室@埼玉県飯能

2024年3月、埼玉県飯能市にある 木の駅・ものづくり合同会社が主催する『春を食べる』山野草教室に参加しました。茨城県かすみがうらで活動している「皮むき間伐した木を切ってみる企画」において、間伐材の利用方法等の参考にさせていただくために、昨年9月に露天風呂づくりのお手つだいや、その後の露天風呂用の薪ボイラー試運転のお手伝いをしたことがあります。そのつながりから、山野草教室を開催するというご案内を木の駅の駅長からご連絡いただき、二人の息子(2024年4月から大学2年、大学1年)と共に参加してきました。
 以下の木の駅・ものづくり未来図の絵のコンセプトのように、地域の山野草にふれることで身近に訪れている春を感じ食べ物として味わうと共に、料理等に必要なエネルギー源として、間伐で山に放置してある林地残材を薪として活用する。まさに地域循環型システムの実践企画でした。途中、雪もちらつく日でしたが、春を食べて春を実感しました。
 参加者は、年配の方から小さなお子さままで30-35名ほど参加されていたでしょうか。何よりも魅力的だと感じたことは、参加者である我々だけでなく、主催されている駅長やそれを支えているスタッフの皆さんも楽しまれている姿を見ることができたので大変勉強になりました。

場所はこちらです。↓

木の駅・ものづくり未来図

開始前のミーティング

フィールドに出る前に、この辺りの地域にはどのような山野草があるのか、食べられるものはどのような山野草か、食べられないものはどのような山野草なのか等を説明をいただきました。参加したお子さんには野草の本等も持参していて、さすが!と思いました。こういう体験型学習って非常に重要だと思います。

地域で採れる山野草等の説明中。
野草の本を持参している子供も参加していました。偉すぎる!

ひと通りの説明後、早速フィールドへ

地域の道端に生えている山野草等を観察しながら歩きます。
駅長から山野草だけでなく、あの木は”さくらんぼ”の木です。
などと言った雑学の話も聴くことができ飽きません。
途中、諏訪神社をお参り
このとき、雪がちらつき始めてましたが、
森の木々を背景に雪の粒がちらつく風景はなかなかよいモノでした。
参加者の皆さんと採ってきた山野草は、種類ごとに分類します。
こんな感じです。身近なところに本当に多様な山野草があるのですね。
ふきのとう、カンゾウ、よもぎ、ノビル、せり、ゆきのした、スイバ、ナズナ、つくし等々。

春を食べる

山野草を水で洗います。
各種料理は、薪を利用するだるまストーブで。
オニオンスープ、カレー、炊飯、甘酒づくり、コーヒー等々、
間伐材の薪をエネルギー源として活用
だるまストーブ大活躍。
ピザ窯もあります。
この窯の後方にはタンクも備えてあり、ボイラーになっています。
このボイラーでお湯を沸かし、裏にある露天風呂にお湯が注がれる構造になっています。
ピザソースとたっぷりのチーズを載せて、、、
取ってきたばかりの好みの山野草をトッピングして窯に入れます。
火力が強いので数分で焼き上がります。(3~4分)
非常に贅沢な山野草ピザの出来上がり。春を味わいながら美味しくいただきました。
小さな子供たちも自分たちでトッピングして楽しんでいたので
非常に良い体験になったのではないでしょうか。
周囲の風景です。
すぐ近くには入間川が流れていて、川の水は非常にきれいでした。
(下流の入間川とは少し印象が異なります)

終わりに

雪のちらつく日でしたが、山野草にふれ、春を食べて味わい、そして春を実感した日でした。桜のつぼみも、あと数日で開花しそうです。春はすぐそこですね。また間伐材の搬出ボランティア活動にも参画していきます。

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