#ケアとまちづくりときどきアート
レッテルを張ることとタグ付けすること
僕ら医療者はいつも患者にタグ付けをしてしまう。
「喫煙歴のある60代男性の呼吸困難」、「独居の80代男性の認知症患者」といった具合である。前者が救急外来に来た場合は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)かな?心不全や肺炎も考えないといけないななどと考える。後者の患者が外来に通院している場合は、生活が一人でうまくいけるのか、連絡が取れる親族はいるのか、そろそろグループホームの入所時期だろうかとゆくゆくのこ
noteマガジン「ケアとまちづくり、ときどきアート」が書籍化されました。
noteで連載していた「ケアとまちづくり、ときどきアート」が書籍化され、2020年6月18日に中外医学社から発売されました。
このマガジンは、総合診療医の私、守本陽一と福祉環境設計士の藤岡聡子さんとで、2019年1月から9月まで連載していた月額noteマガジンです。街に出ていく医療者とその周りのまちづくりをする人たちに向けて、先進事例の紹介やそこから学べることを書いていこうと、僕が聡子さんを誘っ