「禁煙」

4年やめた煙草に火をつけた。

おえっ…となる予定だった。
とてもおいしかった。

そんな経験から禁煙が終わった2021年3月31日。

先輩の送別会だった。
アメスピを吸う先輩だったので、それをもらえばきっとおえっ…となっていた。
しかしならなかったのは目の前にあったLARKか何かを吸ったからだ。
吸いやすかった。
そして吸っていた頃の思い出が走馬灯のように蘇った。

デスノートは所有権を放棄すると持っていた頃の記憶が消える。
しかしその後一度デスノートに触れると所有していた頃の記憶が蘇る。

それが現実世界で煙草によって再現された。

それからというものタバコを日常的に吸っている。
風邪をひこうがコロナに罹ろうが吸っている。
味がわからなくても吸っている。

8月末にまたやめる予定だ。
やめた頃の記憶を呼び起こす。

そうだ。メモ用紙をまるめてタバコに見立てて
人差し指と中指の間に挟み、タバコを吸う動作をした。
「俺に足りなかったのは煙ではなく、この動作だ」
そう脳をだました。

巻き具合にもこだわりリアルなタバコを再現したメモ用紙

明石家さんまさんは、
「風邪ひいたときだけメロンを食べる。そうするだけで治る」
と言っていた。
脳をだましているのだ。

同じ原理だと思っている。

今回も同じ動作でやめれるのか、脳をだますことは案外簡単だが、
その後のタバコを吸う夢で何度も目覚めるのが怖い。

年齢的にもそろそろ健康には気を付けなければ。
お金も煙に消えているのももったいない。

あと2か月の喫煙者を全力で楽しみたい。

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