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「アート」と「科学」は人を幸せにする話

突然ですが「Dr.Stone」という漫画原作のアニメを観ました。とても面白かったです。このアニメは科学的な根拠に基づいて仮説と検証を繰り返して世界を救う科学ファンタジー作品です。

ラーメンのない世界でラーメンを作ったり、鉄を生成して刀を作ったりと科学の力で文明をジャンプする爽快感と意外性、そして身近に感じるものが1から作られるワクワク感はとても観ていて楽しかったです。

今回は「サイエンス思考」と「アート思考」について話していきたいと思います。ようは右脳と左脳をうまく使うことで物事の見方を考えるということです。

最近「アートサイエンス」という言葉を聞いた人はいますか?今ではアートとサイエンスが経営や仕事、そして人々の暮らし方にとても関係していることがわかってきました。

今回は自分流にどう暮らしに「アート」と「サイエンス」を生かすかを話していきます。

アート思考がどういうものかは、この本がとてもわかりやすかったのでおすすめします。興味があれば読んでみてください。

前提:「知識」は人を幸せにします

生きているとわかんないことってありませんか?それを見つけた時どうしていますか?例えばお弁当の話でこういう例があります。

お店で牛焼き肉弁当を買ったとします。それを開けてみると牛焼き肉の下にスパゲッティが敷いてあると思います。なんでか知っていますか?

理由は「お肉やハンバーグなどの油でベタベタにならないように」らしいです。下のスパゲッティに油を吸わせるんですね。

でもそれを知らない人の何人かは「かさ増しだ!」と思うかもしれません。※実際にいるかはわかりません

前置きが長くなりましたが人って自分の知らないものは怖がるものなんです。それに怒りもしますしよくわからないものには自分の知識の範囲で勝手な解釈をしてしまうことが多くあります。

自分ではどうにもならない状況にあった時に、知らない人は「なんで〇〇するの?」と思うわけです。しかし知っている人はその事実にも対応できるようになります。

知識を持っていると幸せを感じることが出来る幅が大きくなります。人生に余裕が出来るので視野も広くなります。

「答えの探し方=科学」は人を幸せにする

この前提に立って話を進めます。僕らは多くの「科学」によって生活を支えられています。しかし今回はその話は置いておきます。

大事なのは科学の考え方=論理的思考です。子供の頃やったであろう数学の証明を頭に考えてみてください。

〇〇は△△である。

こういうのあったと思うんですけどそれは何故かを掘り下げるのに数式に当てはめて理由を出していたと思います。

科学の考え方は数式に沿ってロジカルで考えます。数式をここでは仮説→検証とします。今回は「仮説→検証で考える」ということを意識してみてください。

とりあえずなんでもいいので考えていることを思い浮かべてください。僕は「この先社会はどう変わるのだろうか?」という疑問を思い浮かべます。

それがあなたが科学の考え方で導き出す疑問ができました。それではこの問いを「仮説→検証」のサイクルに沿って考えていきましょう。

疑問「この先社会はどう変わるのだろうか?」
仮説①「コロナ禍により人の暮らしの価値が変わる」
仮説②「AIの登場で仕事のあり方が大きくかわる」
仮説③「5Gにより動画コンテンツの需要増加」

検証「他の人に考えを共有して議論してみる」
結論「本を読み調べることで知見を広げて、社会の変化に柔軟に対応する」

アイデアと仮説が出来上がりました。これを

①仮説をWHY?で深掘りする
②深掘りした仮説を出来る範囲で検証する
③仮説と検証をした上で「自分はどうするか」等の答えを探す

などをすることで答えにむかっていきましょう。大事なのは論理的に考えることです。こう考えることで何かしらの答えを出せるでしょう。

他にもいろんな考える方程式=フレームワークは存在します。是非調べてみてください。

「問いの見つけ方=アート」は人を幸せにする

このnoteでは「答えの探し方=科学」と定義しましたが問題を見つけるのもとても難しいです。そんな時にアートの考え方...アート思考が役に立ちます。

では具体的にアート思考を使って問いの見つけ方を紹介します。皆さんが想像するアートは絵画や彫刻だと思うんですがここでは「アート=問い」とします。

皆さんが知っているアートには受け手への問いを含んでいます。つまりこの絵を見てどう思ったか?ということですね。

ここで言うアート思考とは「観察力」「発見力」「想像力」をさします。早速ですがあなたは美術館に来たとします。

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いきなりですがこの絵を見てどう思いますか?

この絵を参考にいろんな発見をしてみましょう。例えば「空が水面に写ってる!」とか子供なら「水中に魚がいる!」と思うかもしれません。

実は私たち人間は大人になればなるほど表面をさらっとしか物事を見ないものなんです。人生の経験で補完して物事を見てしまうからなんですね。

道端にある情報...道路標識とか広告看板とか...なんでもいいんですけど街中のものはだいたいチラッと見ただけでそれがどういうものかわかるようになっていることが多いです。

だって人は物事をじっくり見ないから

マクドナルドを想像してもらうとわかりやすいんですが、マクドナルドの色ってとても記憶に残りやすく色だけで「あ、マックだ!」とわかるようになっているのは有名な話です。

他にもコンビニも色だけで判断しやすいように作られていますよね。先ほど出た道路標識や広告看板はもっと視覚情報が入りやすいです。運転してる時に道路標識じっくり見る暇ないですもんね。

ということで僕らはいろんな事を表面でしか見ないような生活に慣れているということがわかってもらえたと思います。でもたまに「あれ?これってなんでだろ?」と思う事ありませんか?

そこがあなたが「問い」を見つけた瞬間です。たまに普段の生活の中でなんで?何?と思う時があると思います。その気づきを増やすのが「問いを見つける力=アート思考」です。

人は気づきと発見で幸せになれます。そしてその気づきを見つけるのがアート思考というわけですね。

普段気に留めないことでも観察したり疑問に思ったりすることで、気づきを簡単に得ることができます。それが何回も続くと気がついたら毎日が楽しくなるとおもいます。

「発見」は人を幸せにする、そしてもっと知りたくなる

ここまで読んでいただきありがとうございます。サイエンス思考とアート思考で発見して、そこから少しずつ幸せに気づく...という話でした。

幸せというのは基本的に気づくものだと思っています。ではどう気づくかというのは大事な話のように感じます。

今回話した事はほんの参考です。是非あなたの幸せの見つけ方を探してみてください!





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