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【Netflix】ザ・サイレンス:闇のハンター とにかくshhhhh!!【ネタバレあり】

Netflixはたまにクリーチャー系のサスペンスやホラーが配信されていて、私は結構それを楽しみにしている。以前配信されたサンドラ・ブロック主演の「バード・ボックス」は、そこにいる"何か"を見てはいけない話。今回の「ザ・サイレンス」は謎の飛行生物に気付かれないよう、音を立ててはいけない話。とにかくshhhhh!!な物語のよう。

あらすじ

岩で埋められていた洞窟を掘削してみたら、中から大量の飛行生物が飛び出して次々と人を襲っていく。飛行生物(ベスプ)は市街地へ移動し街は混乱に陥る。
聴覚に障害がある高校生のアリーとその家族は手話で会話をしながら安全な場所へ逃げるが、そこに謎のカルト集団がやってきて「アリーが欲しい」と告げられる。

びっくりポイント

まず、何がびっくりってカルト集団って言葉が、Netflixのあらすじに書いてあったことですよ。だって飛行生物が襲ってくるってだけでも十分興味沸くじゃないですか。なのに、そこにカルト集団ってあると、急に「んんん??」ってなるじゃないですか。
しかもびっくりなことに、このカルト集団が一体どういう集まりなのか、なぜアリーが欲しいのか、本編では一切語られてないんですよね。父親とアリーが薬局に行った時、カルト集団のリーダー(神父?)が2人の行動をじーっと見てたんですよ。なので、そのときに何かピンとくるものでもあったのかな?とは思いますが…。
更に更に、アリー欲しさにカルト集団は一家に嫌がらせ&誘拐するんですけど、ブチ切れた家族に逆にボコボコにされてあっけなく負けちゃうんです。連れ帰りすらできないカルト集団…頑張れ…。めっちゃ強そうに見えたのに、完全に見かけ倒しでした。

一番びっくりなのは、とにかくテンポが早すぎることですね。このドラマ、飛行生物が初出現→主人公一家が逃げる→カルト集団に襲われる→避難所に到着、という盛りだくさんな内容を90分に詰め込んでるんです。
よく原因は分からないけど、街が大パニックになってますよーって状況で、静かな山奥に逃げよう!となる機転の良さ。カルト集団のアジトに運ばれる前に倒す一家。何やかんやあって安全な避難所にたどり着きましたよー的なオチ。しかも仲間たちは容赦なく死んでいく。正直突っ込みどころはたくさんありました。

でもこのテンポの早さが、このドラマの良さだなと思いました。90分という短めの時間で、中だるみする場面は全くなし。
最初はドラマシリーズにしてもっと詳しく描けばいいのに…と思ったんですが、この軽快さが本当にちょうどいいのかもしれません。ドラマシリーズになると、絶対しばらくカルト集団編が続いてベスプそっちのけになりますからね。

まとめ

雰囲気でいえば「ミスト」っぽいかもしれませんね。謎のクリーチャー、カルト宗教、深くは語られない設定。でも「ザ・サイレンス」は絶望エンドではないですけど。
何かが起こってから安住の地へ行くってことで、ゲーム「The Last of Us」をギューッとしたような感じでもあるかも。あれも音を立ててはいけない話でしたし。

◯◯してはいけない系のドラマ・映画として、好きな方は見てみる価値はあると思います。休みの日、見るもんないなぁ〜って時にぜひ。

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