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ヒートアイランド効果をいかに無くしてゆくか 小さなことが流れを変える

都会全体が暑くなる、ヒートアイランド効果。夜中になっても冷めない。
熱の貯金は次の日の朝に引き継がれる。大気も暑くなってゆく。

要は、蓄熱物質が悪い。空の上だと、CO2、メタン、そして水蒸気も。でも、歩いていて、上からも暑いが、下からも熱が来ると思わないか?

放射冷却という言葉があるように、秋の晴れた朝、水蒸気が薄い空だと、熱が夜の間に空に抜けてかなり涼しい。地球には、自分で「冷える」機能もある。それを、邪魔しているのが人間が作った様々な物だ。

アスファルトや、コンクリのビル群は、熱をため込み、夜も冷えずに、次の日まで熱を持ち越す。これが熱の貯金だ。さらに一晩つけっぱなしのクーラー室外機が加わる!考えてみると石、土、木(、そして水。おれの四大元素)という自然物質群は、熱の貯金をしないのだ。

山や海沿いは、朝晩が冷える。あれは自然のちから。その効果をもっと使いたい。夜は、「必ず太陽がない!」ことを思い出そう!

世界には、アスファルトをはがして菜園に変えたり、駐車場に真っ白な塗料を塗る人がいる。微々たる貢献。ツイッターで、そういう「普通の人のわずかな努力」が、温暖化に冷淡な大企業の思うツボだ、という書き込みがあった。そうなのか?

いや、そう思わないのだ。歴史を見てると、そういう小さな動きは、実は全体の、もっと大きな流れに実は呼応してる。目に見えなくても、なにか大きな地殻変動が、起こる前触れなのだ。

さて、土曜の夜、偶然見た、「ミライクリエーター」という番組があった。熱を6℃も下げる白いシートを開発した日本人がいて、世界で売れ始めた。(続く。)

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