何かを選択する時、例えば仕事を探す時、

・一生続けられるのだろうか
・これが自分の天職なのだろうか

なんて考えたりしてしまう。

さも、これから選択するものが“最後の選択”になるかのごとく。

けれど、実際そう思って選択をしても、蓋を開けてみればあっさり転職していたり、「あの時、どうしてあんなに迷ったんだろう」とさえ思うこともある。

仕事に限らず、やりたいことだって、生き方だって、自分自身だって、そのうち変わっていく。

たくさん経験して、刺激を受けて、挫折して、その繰り返しの中で変わっていく。

だから、結局信じられるものは“今の自分”しかない。

今の自分の意思や直感を頼りに決める、それでも後になって「あの時の選択は間違っていた」と思うかもしれない。

けれど、「あの時の選択は間違っていた」と思うことも、その時の自分の意思だから決して間違っていない。

僕らは変わっていく　守りたいものが変わっていく
理解されない宝物から　理解されるための建前へ
おとなになるほど　後悔する生き物になる
でもね　それでもね　見えるものがあるんだよ

らしさ | SUPER BEAVER

良くも悪くも、思い通りの未来にはならない。

その時々でベストだと思う選択をし続けることが、やがてベストな未来に繋がるのなら、“今”ベストだと思う選択がやっぱり大事だ。

自分らしさってなんだ? こどもの頃は気にもせず
気に入らなければ怒って　好きなものを好きだと言って

らしさ | SUPER BEAVER

一生続けられるかどうか、長期的な安定を手に入れられるかどうか、周りが納得するかどうか、それらは理解されるための建前だ。

「これだ！」と思ったらそっちを選んで、「何か違う」と思った方を選ばない、実はたったそれだけのこと。

たったそれだけのことが難しい。

けれど、価値観とか生き方とか、過去から今にかけて変わっていることを、本当は自分自身が一番よく知っているはずだから、難しく考える必要はない。

仕事も、やりたいことも、生き方も、変わっていく。

だから、唯一変わることのない“今この瞬間の自分”だけを信じてみたい。