kaku_yo

サラリーマン。川崎・生田在住。まちづくりや住民自治に関心があります。 登戸駅前の遊休地…

kaku_yo

サラリーマン。川崎・生田在住。まちづくりや住民自治に関心があります。 登戸駅前の遊休地を使った不定期開催の古本屋「住民本屋」、ローカルメディア「ノートリボ」、向ヶ丘遊園駅前「白いハコ」住民持ち寄り本棚「駅前本棚」各メンバーです。最近ゼミはじめました。日々の活動を書いていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

買った本、借りた本①:エマソン『自己信頼』

まずは自己紹介から。 川崎市多摩区の生田に住むサラリーマンです。実家は麻生区で、独身時代東京に住んでましたが結婚を機にまた緑の多い川崎市北部に戻ってきました。 小田急線がちょうど向ヶ丘遊園駅までの複々線化を完成させる頃だったので、昔と比べて随分快適な路線になったなぁと思っています。 登戸のribot coffeeに通っています。そこで知り合った皆さんに読んだ本の話をしたり、自分のinstagramに本の感想を書いていたところ、2021年冬のBOOKBOOKBOOKというイベン

    • 向ヶ丘遊園駅前「駅前本棚」お店番②:3.23.24

      先月のお店番に引き続き、今月も10時-15時でお店番を行いました。 当日は、午前中は特に予定なしで、午後1時-3時では前回開催した通称「シロハコ学校」の私の主催する「西洋政治思想史」ゼミの続きを予定しておりました。 到着すると、私より先に本棚前の椅子に座っている人の後ろ姿が。 本棚メンバー・じゃこめてぃ出版の石川さんがギデンスの「社会学」を読んでおられました。 駅前本棚に来て少しずつ読み進めているとのこと。もはや貸してあげて読み込んでもらいたい。 今日の「西洋政治思想史」

      • 買った本、借りた本②:『かわさき民衆の歩み 明治・大正・昭和』

        今回は「借りた本」をご紹介します。 向ヶ丘遊園駅近くの多摩図書館で見つけた川崎地域史研究会著 小林孝雄編「かわさき民衆の歩み 明治・大正・昭和」です。 今どきAmazonで紹介される本を買って読む事も増えていますが、図書館や本屋は本との偶然の出会いがあり自分の視野を広げるきっかけになります。 本書は川崎市制70周年を記念して書かれた公式の『川崎市史』とは立場を異にすることを明確にして、「平民の過去の歴史を知る」ことを目的に、23のテーマで川崎の歴史が語られます。 川崎市は「

        • 向ヶ丘遊園駅前「白いハコ」駅前本棚でお店番/2024.2.18

          白いハコとは?駅前本棚とは? 2月18日(日)10:00−15:00 晴れ 向ヶ丘遊園駅前の複合ビルGinza Forest内「白いハコ」の「駅前本棚」という一箱単位での棚貸しの本棚を月極めで借りています。 その「棚主」は月に一度本棚前のスペースで予約した時間で「お店番」ができます。お店番は、その時間何もせずに読書をしてもいいし、自分の作品を販売してもいいし、何か小さなイベントを開催してもいい。昨年4月に棚を借りてから今回初めてお店番を行いました。 本棚会員になって、「お

        • 固定された記事

        買った本、借りた本①:エマソン『自己信頼』

        • 向ヶ丘遊園駅前「駅前本棚」お店番②:3.23.24

        • 買った本、借りた本②:『かわさき民衆の歩み 明治・大正・昭和』

        • 向ヶ丘遊園駅前「白いハコ」駅前本棚でお店番/2024.2.18

          多摩区100人カイギに登壇した話

          2023年12月の多摩区100人カイギVol.7に登壇した。住民本屋とマチカイギについて話してきた。 今考えていることを、出し切ったという感じである。 原稿は、事前に住民本屋生みの親のナツコさんと、推してくれた運営チームのムラケンさんに見てもらいながら構成していった。けれど本番の一週間前に、ナツコさんの代理で登板した住民本屋で感じたこと、それから少し関わらせてもらった「まちなか遊縁地」のメリーゴーラウンドのクラファンのことをベースに、内容を随分と更新した。お二人が一番驚かれ

          多摩区100人カイギに登壇した話

          佐々木実著『竹中平蔵-市場と権力』(講談社文庫)読む

          最近の自分の活動について、今までを整理しつつ、そのきっかけとなった事が何だったか思い出している。 その過程で、2000年代前半の郵政民営化に端を発して当時の小泉首相が盛んに「構造改革」を連呼していたことを思い出す。 その小泉さんのイデオローグとなったのが竹中平蔵である。本書は竹中平蔵の「評伝」だ。評伝はその人物について評価を加えつつ書かれた伝記のことである。 著者の佐々木実は、竹中に厳しい評価を加えている。 竹中は経済学者として小渕内閣以降、自身や彼と意見を同じくする人物を政

          佐々木実著『竹中平蔵-市場と権力』(講談社文庫)読む

          ジョン・スチュワート・ミル著『自由論』(岩波文庫)読む。

          面白かった。 これが書かれた背景。それまでのキリスト教や絶対君主などの権威が後退して、市民が自分で代表を選び、自ら地域や国のあり方をきめ、仕事を選び、活動する時代がイギリスに到来した。その時に、個人が自由に思索し、それを表現し、行動することが、その個人にとっても国家の繁栄にとっても究極的に重要なことであると説いている。 だからこそ、国家が個人の自由に介入する限界をどこに設定するかもその裏返しとして重要になる。 ベンサムに功利主義を学んだ父から英才教育を受けたミルによる論なので

          ジョン・スチュワート・ミル著『自由論』(岩波文庫)読む。

          真鶴町に行ってきた

          今年のG .W .は真鶴町に日帰りで行ってきた。そこで一冊の本と出会った話をしたい。 妻が川上弘美の『真鶴』を読んで以来、いつか行ってみたいと言っていた町。予備知識はほぼ皆無。事前にGoogle Mapで調べると何故か小規模な本屋が多い。美容室と兼業だったり、宿泊もできたり、珈琲と古本の店だったり。 1軒目。「Kenny Pizza」着いたら絶対すぐに駅前のここには行こうと決めていた。Kenny Pizzaは元々和食の食堂だった店舗を改装してピザ屋を営んでいる。その新旧ミ

          真鶴町に行ってきた