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2019年8月の記事一覧

#中判フィルムに恋してる | pentax67

インスタグラムに、そんな感じのハッシュタグ ありそう。 Pentax67 + kodak portra400

逃避できる空間が、生活に溶け込んでいました

ベトナム・ハノイの夏はとても暑い。外に出ると日差しがヒリヒリジリジリと、私の肌を焼いてくる。そして湿気。私の汗なのか空気中に含まれる水分なのか。10分外を歩けば判別不可能になる。加えてスコールよ。バケツの水をひっくり返したような雨という表現をよく聞くけれど、あれよりすごいやつ。雷神さんが大失恋をしたんだろうと思うくらいの、雷をともなった大雨がしょっちゅう降る。 という気候の特徴からか、はたまたフランス統治時代の流れなのか。コンビニがほぼないハノイでは、日本のコンビニレベル(

親の苦手なことを、助けようと思えること。

子どもの通う保育園では、一年に一回は、一日おかあさん先生(or おとうさん先生)をするというプログラムがあります。 教室の外から見守るんじゃなく、実際に子どもたちのいる教室に入って、一緒に遊ぶのです。 基本的に一日あたりひとり(ひと世帯)でやることになっていて、今日の先生はこの人です!みたいな感じで前に立って紙芝居を読んだりするんです。 私が先生として行く日が決まったことを伝えると、子どもは大喜び。カレンダーを見ながら、その日を指折り数えるようになりました。 きっと子

noteのお題企画に投稿された作品が収録された書籍『 #8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)』が毎日新聞出版から8月24日に発売されます

noteが編集協力した『 #8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)』が、8月24日(土)に毎日新聞出版から発売されます。 本書は、NHK「ハートネットTV」の呼びかけで、生きるのがつらい10代の皆さんが不安な気持ちを吐き出し、夏休み最後の夜の憂鬱な気分をわかちあうことを目的に始まった番組「#8月31日の夜に。」の公式関連本です。 noteは本企画の趣旨に賛同して、2018年夏にお題企画「#8月31日の夜に」を実施。本書籍にはnoteのお題企画で寄せられた投

「誰になんて言われるとうれしいですか?」承認欲求を素直に正しくつかう方法

「人からなんて言われる(褒められる)とうれしいですか?」と何人かの友人に質問をしたら、あまりにそれぞれで、その人らしくて、とてもおもしろかった。 ある人は「かっこいい」と言われるのがいちばんうれしいと言い、ある人は「努力してるね」、ある人は「楽しそうだね」、ある人は「かわいいね」、ある人は「頭がいいね」などそれぞれの答えがあった。 誰に褒められるかにもよるし、恋愛面で言われるのと仕事面で言われるのではまったくうれしい言葉がちがうという人もいれば、どんな人に褒められても別に

「格好いい」よりも「格好よくない」が愛される

昨日と同じ引用先になってしまったが、今回も佐藤ゆきこさんのラジオから。 たまたま自分の質問を取り上げてもらえた。 「キャラを作って好意を持たれるようになったが虚無感の襲われてしまう」 こんな悩みに答えてくださった。 ラジオを聞いてのつぶやきがこちら↓ 人によってキャラを変えてしまうことが長年の悩みだった。作っていることを意識しないほどの心地よさを感じる相手だったらよいのだが、違和感があり、居心地の悪さを感じる相手も一定数いる。 「人から見られていること」を必要以上に意

オセロをひっくり返してくれる人

先週、友人と立ち飲み屋さんで飲んでいたら、隣にいた知らないおじさんたちに絡まれた。最後お店を出るときに「今日の記念に1枚写真を撮ろう!」と言われ、私と友人と、絡んできたおじさんたちと、はたまたそのおじさんたちと絡んでいたさらに隣の人たちと、なぜか写真を撮ることになった。 後日友人からその写真が送られてきて、その1枚を見て私は驚いた。友人はちゃんと「楽しくなさそうな顔」をしていて、私は「楽しくなさそうなのに、無理に楽しんでいる顔」をしていた、のである。お世辞にも、そのときの会

父への1行ラブレター。

8月8日は、父の誕生日。 いつも過ぎ去ったあとに、ふと思い出すくらいで、意識したことは残念ながら皆無に等しい。母に言われて、プレゼントを渡したことは数回だけ記憶にある。そんな冷めた娘なのだ。 なぜなら、ずっと父が嫌いだった。母に、あれしろこれしろ、メシはまだか?風呂はまだか?の絵にかいたようなド亭主関白。はいはいーと素直に答える母は、朝から夕方まで週5のパートに、すべての家事、3人の子育て。どこからどう見ても、母の負担が大きすぎる。苦しめているようにしか見えなくて、いつし

あなたの「普通」は、相手にとって「普通じゃない」かもよ

誰かと話しているときにふと出てしまう、「普通は〇〇じゃない?」というセリフ。 相手が言ったことに対して、自分の考えと違っていたら、「普通は〜」「一般的には〜」と疑問をぶつけてしまう。 でもさ、普通って一体なんだろうね? 恥ずかしい話、社会人になりたての頃は正社員が当たり前だと思うほど、私は視野が狭かった。 しかしフリーランスになってから、いろんな働き方をしている人に出会って、私の中で生き方や働き方に関する「普通」は崩壊した。 想像以上にいろんな生き方や働き方があるこ

「私はこれが苦手だから」と決めつけてしまうのがもったいないケース

「私、これが苦手なんです」という人って多いじゃないですか。 苦手なことはやらずに、得意なことをやればいい、という風潮があり、そのとおりだなあ、と思いつつ、「その苦手って本当か?」というのは疑ったほうがいいなと思っています。 よく見るのは、「私はコミュ症だから」と決めつけてしまうケースや「マネジメントなどができないから人とは働けない」といっているケース、「私なんかがみんなを引っ張るなんて想像できない」みたいに、リーダーシップがないと思いこむケースなどです。 これらを見てい

境界線を越えるとき、ご縁は繋がる。

運命の出逢いを、ずっとずっと信じていた。 出会った瞬間、ビビっときた、というやつを。 出雲大社へ参拝に行き、その価値観が覆った。 好きな人ができると、「誘って欲しい」と思っていた。遠回しに、寂しいだとか会いたい気持ちは伝えるけれど、具体的な話は絶対にしない。だって、求められたかった、俺も会いたい、いつ会える?と言って欲しかった。 相手からの反応がなければ、それまでかと値踏みをするように、深く交わらずに、すれ違っていく。 運命の人なら、きっと分かってくれるはず、そんな夢