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読み返したいnote

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読めてよかったです。また読みます!
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#ブログ

読みやすい文章を書くコツ【実例編】削って整える…ってどうやるの?

昨年末に書いたこちらのnote、ありがたいことに多くの方から反響をいただいた。今も引き続きビュー数&スキ数が伸びている。感謝。 特に、最後の「7.最後に削る&削る」という項目が参考になった!という声が多く、私の中ではちょっと意外だった。 7.最後に削る&削る 最初はばーーっと書いてもいいけれど、書き終えた後は無駄をそぎ落としてスリムに。「削る&削る」は編集の基本。 例えば、なくてもいい文章はカットするし、使わなくても意味が通じる接続詞は使わない、など。余計な部分を外すこと

絶対に失敗しないブログの始め方を知ってますか?

ブログをお金儲けのために始めるのは、スジが悪すぎるのは分かったけど、じゃあ何を目的にブログを始めたら良いんだ、という方に。 広告収入やアフィリエイト収入を目的としないブログの始め方として、鉄板のブログの始め方があります。 ある意味、この始め方であれば、絶対に失敗しないブログの始め方とも言えるでしょう。 それは、「自分のためのメモ」としてブログを始めるということです。 なんじゃそりゃ。 メモならブログに書く必要ないだろ、とか メモをブログに書いても誰の役にも立たないだろ、

衰えるのではなく、広がっていく

懐かしいものが出てきたよ。 今週、姉から家族写真や年賀状の写真が大量に家族LINEに送られてきた。 兄と2人でキャイ〜ンをしてる写真、「ことしも、げんきにやりましょう」というなぜか上から目線で書かれた姉への年賀状、母親と2人で縁側に座ってる写真。 そこには懐かしさだけではなくて温かさが感じられる写真たちにホッコリするのと同時に、「もう20年も前なのか」とも思う。 この頃に比べて、カラダは大きくなり、ヒゲが生え、シワができ、字は当時と違う歪み方に落ち着いた。つまり、歳を

「何度でも読みたい」マガジンのすヽめ

実は、ここ数か月、「何度でも読みたい」というマガジンにお気に入りのnoteを追加して、時々読み返すということをしている(そう、"読みたい"だけじゃなくて、本当に何度も読んでいるんです)。 いつも、好きな本の特に好きなページや心に響いた言葉のあるページに付箋をつけるような感覚で、noteをマガジンに追加している。 そして読み返すときは、付箋のついたページを開くような気持ちでnoteを開く。 何かに迷ったときや答えがほしいとき、そのときの自分にとって必要な言葉は大体、付箋の

本当に「儲かるブログ」とは

先日、とある会社の営業の方と知り合って、Facebookからその方のブログにたどり着いた。なんでもない日常の気づきを書いただけのシンプルな日記みたいなブログだったのだけど、仕事で会っているときにはわからなかったその人の考えや日常の一端が知れて、次に会ったときは2回目なのに「おお、やっと会えましたね」という妙な嬉しさがあった。 ブログを読むことで、心の距離が縮まったような気がしたのだ。 普通のなんでもない日記みたいなブログが読みたいブログがブームになり、誰も彼もがブログ

「分からない」ではなく「知りたい」と言う

ここがよく分からないな これは広告会社で企画書を書きまくっていた頃、よく営業や先輩に言われていた言葉だ。ちょっと伝わりづらい言葉になっていたり、流れがおかしくなっていたり、確かに分かりづらくなっているなと思う箇所にその言葉が飛んでくる。 それから自分が少しずつ企画書をチェックする側に回っても、なんとなくその「分からない」という言葉を使っていた。 ただ最近、それがとても印象が悪い言葉遣いのような気がしてきた。 例えば、オンラインで企画書の指示をしようとコメントを書き溜め

自分がポジティブになれる環境を考えてみる

静かで騒がしくないこと 人や物が少ないこと 美味しいコーヒーがあること これは昨日とあるUXデザインのワークショップに参加して、自分がポジティブになれる環境について話すワークで僕が書いたものだ。 ワークショップの本題とはズレるので、1分くらいしか取り扱われなかったが、振り返ってみるとここ数年で自分の求める環境が変わってきたことに気づいた。 多分3年前くらいだったら、 文化祭前日のような賑やかな感じ たくさんの好きなものに囲まれている状態 とか答えていたと思う。 別

外食という体験と価値について

しんぽ、というお店がある。 西荻窪にあって、いつ行っても海鮮が美味しく、日本酒の揃いもいい居酒屋だ。 妻と僕は、なにか嬉しいことがあったとき、なぜかいつもしんぽに足が向かう。記念日みたいな日は行かないけど、日常でちょっとした贅沢を味わいたいというときのしんぽ率はかなり高い。 特にカニクリームコロッケは名品だ。いつも帰り道に今日のベスト・オブ・しんぽの話をするのだけど、決まってカニクリームコロッケに軍配があがるので、もはや会話の意味をなしていない。いま思い出すだけで美味し

「反応するニッチ」と「反応しないその他大勢」

ツイッターやフェイスブックなどのSNSで様々な主張が先鋭化しがちであることについて考えていた。政治社会的な分極化(polarization)のテーマと言い換えてもいいかもしれない。 良く知られていることだが、SNSで他者から何らかのリアクション(いいねやリツイート、シェアや新規のフォローなど)をもらうことには心理的な報酬がある。心理的と言ってもその報酬には避けがたい身体性があり、身体が喜んでしまうと言ってもいい。 したがって、意識してか、無意識のうちか、SNSのユーザーは