ベビーに限らないカー。
我が家には、小4と小1の子どもがいる。
車がない我が家にとって、ベビーカーは大活躍していた子育てアイテムの一つ。
とはいえ、それも乳幼児期限定。
次女が年長になった1年ほど前のタイミングで、粗大ごみの申し込みをした。
そう、ベビーカーを手放すため。
年季入りすぎていて、誰かに譲るような代物でもない。
おまけに走らせていると、カタカタと異音を発するようになったベビーカー。
かれこれ、10年くらい使ったことになるんだろうか。
粗大ごみに出すことを、子どもたちにも説明すると
「もう乗らないよね〜」
「歩けるもんね〜」
と笑っていた。
…
ところが。
ところがである。
粗大ごみに出す予定の3日前ほどだっただろうか。
当時年長だった次女が、発熱してグッタリしている。
病院は徒歩圏なのだが、歩ける様子ではない。
自転車(後部座席に乗せる)で行こうと提案するも
「じてんしゃ、のれない」
と言う。
まあ確かに、身体起こしてないといけないしね。
タクシーを提案するも、
「タクシーのりたくない」
と。
車慣れしていないからか、我が家の子どもたちは車に乗りたがらない。
じゃあどうするか。
みなさんがお察しのとおり
結局、ベビーカーに乗せて病院へ行った。
ベビーカー様々である。
何キロまで乗せていいのか分からないけれども。
この時、
「もしかしたら、まだ出番があるかもな」
と思い、粗大ごみの申し込みをキャンセル。
引き続き、家で保管することにした。
…
それから早1年。
次女も小学生になり
「さすがにもういいだろう」
と再び粗大ごみの申し込みをした。
ところが。
ところがである。
察しのいい方なら、もうお気づきかもしれない。
現在、1年前と同じ状況が起きている。
デジャブもデジャブ。
粗大ごみの日が迫る中、グッタリした小学生の次女をベビーカーに乗せて病院へ行った。
カタカタと、変な音を鳴らしながら。
…
これはさ、
「ベビーカー、捨てるなよ」
という、ベビーカーからのメッセージなんだろうか。
粗大ごみの日まで、あと5日。
さて、どうしたものか。
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